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「みんな暇でしょ?」と自己中なママ友の大晦日パーティー計画。だが、我慢できなかった、他のママ友の辛辣な一言に思わず沈黙

子育てをしていると、どうしても気の合わない「ママ友」に出会うことがありますよね。
私の周りにも、とにかく自己中心的で、いつも周りを振り回すママが一人います。
「正直、関わりたくない…」
それが本音でしたが、子供同士の付き合いにヒビが入ってはいけないと、私を含め周りのママたちは、必死に愛想笑いで彼女のワガママに付き合っていました。
忙しい年末に届いた「恐怖のLINE」
事件は、誰もが忙しく過ごしている年末に起きました。
そのママ友から、グループLINEに通知が届いたのです。
「ねえねえ、大晦日にみんなで集まってカウントダウンパーティーしようよ!」
スマホの画面を見て、私は「えっ、正気ですか?」と驚きました。
大晦日といえば、一年で一番家族でゆっくり過ごすべき時間です。
しかも、私たちにはまだ手のかかる小さな子供がいます。
夜遅くに連れ回すなんて論外ですし、旦那さんや親戚との予定だってあるはずです。
「みんな暇でしょ?」と言わんばかりのあまりに自分勝手な提案。
しかも「場所は誰かのお家で」という無茶振り付き。
これまで積み重なっていたモヤモヤが、ついに限界を超えました。
反撃開始!勇気ある「NO」
いつもなら波風を立てないようにと言葉を選んでいましたが、今回ばかりは違います。「子供のため」とか言っている場合ではありません。
私は震える指で、グループLINEに一番乗りで返信しました。
「ごめんね、大晦日は家族でゆっくり過ごすから無理です」
これまで彼女の提案を断る人は少なかったので、勇気のいる行動でした。
しかし、私が送信ボタンを押した直後、まるで堰(せき)を切ったように、他のママたちからも通知が殺到したのです。
「うちも無理です」
「夫の実家に行くので行けません」
「さすがに大晦日は家族の時間だよ」
なんと、全員が即座にお断り。誰一人として彼女の提案に賛同する人はいませんでした。
全員からの拒絶に慌てたのか、彼女が沈黙していると、普段はおとなしいママ友の一人が、今まで溜め込んでいた思いを代弁するかのようなメッセージを送りました。
「みんなそれぞれ家庭の事情があるんだから、自分の寂しさを埋めるために人を振り回すのはやめようよ。少しは相手の都合も考えて」
その正論すぎる「トドメの一撃」を最後に、グループLINEはシーンと静まり返りました。
あんなに勢いよく誘ってきた彼女からの返信は、二度とありませんでした。
後日談ですが、全員からの総スカンと、辛辣なお説教がよほど堪えたのでしょう。
それ以来、彼女からの無理難題なお誘いはピタリと止まりました。
こうして私たちは、ようやく平穏なママ友ライフを取り戻すことができたのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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