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「絶対に浮気なんてしてない」と言い張る夫。カーナビの履歴が告げた決定的な証拠とは!?【短編小説】

絶対に浮気なんてしてないと言い張る夫カーナビの履歴が告げた決定的な証拠とは短編小説

私の考えすぎ?彼への浮気の疑い 

私の名前は亜美(あみ)です。
夫、拓也(たくや)の行動に違和感を覚え始めたのは、半年前のことでした。
急な休日出勤や、スマホを肌身離さず持ち歩き、お風呂場にまで持っていく夫。問いただしても、「仕事が大変なんだ」の一点張り。

そして、先週のこと。
彼のワイシャツから、私の知らない甘い香水の匂いがしました。
さすがに我慢の限界だった私は、拓也を問い詰めました。しかし、彼は逆ギレ気味にこう怒鳴ったのです。

「またその話か!俺を信じられないのか?いい加減にしてくれ!絶対に浮気なんてしてない!」

あまりの剣幕に、私は何も言えなくなりました。
もしかしたら、本当に私の考えすぎなのかもしれない。そう思い込もうとしました。

その週末、私は夫婦で共有している車で、一人で買い物に出かけました。
運転席に座り、エンジンをかけると、カーナビの画面がパッと明るくなります。
その時、なぜか、ふと「目的地履歴」のボタンが目に入りました。見てはいけない。そう思いながらも、私の指は無意識に画面に触れていました。

カーナビに表示されたのは…

表示された履歴を見て、私は息を呑みました。
一番上には、昨日の深夜の日付。拓也は「会社で徹夜だ」と言っていたはずです。
そして、その目的地は、会社とは全く逆方向にある、隣町のラブホテルでした。
それだけではありません。履歴を遡ると、私が彼の帰りが遅いと心配していた日に、何度も同じホテルが目的地として設定されていたのです。

これが、彼が「絶対にない」と言い張っていたことの正体でした。
怒りよりも先に、全身の血の気が引いていくのが分かりました。涙も出ません。

その夜、帰宅した拓也に、私は何も言わずにスマホで撮ったカーナビの履歴画面を見せました。
一瞬、きょとんとした顔をした拓也。しかし、画面の意味を理解した瞬間、彼の顔からみるみる表情が消えていきました。
そして、長い沈黙の後、彼は力なくその場に崩れ落ちました。
饒舌に嘘を重ねていた彼の口から、もはや何の言葉も出てくることはありませんでした。

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

 

 

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