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何食わぬ顔でW不倫。サレタガワの完全復讐計画談〜前編~

これは、実際にあったおそろしい不倫エピソードです。

なにが恐ろしいって、奥さんもよく知っているママ友との不倫を何食わぬ顔でやってのけたんです。

真実の愛を盲信している人は、巻き込まれにご注意を……

W不倫の行く末を、どうぞ見守ってください。

家庭的な旦那と平和な日々を過ごしていた……

子ども好きだという共通点をもつ旦那と結婚して、翌年には妊娠、5歳になる娘を育てています。
さらに、今は第二子を妊娠中。
2人目は男の子だというので楽しみに日々を過ごしていました。
旦那は育児には積極的なタイプ。
つわりがひどい時期には、娘の送り迎えはもちろんのこと、お風呂やご飯の用意まで全部忙しい中やってくれました。
素敵な男性と結婚できて幸せいっぱいのある日、一本の電話がかかってきました。
「もしもし、今日直帰って言ってたよね。何時ごろ来れる?」
「……はい? えっと、すみませんがどちら様でしょうか」
「え? ……あっ。す、すみません間違えました」
プツッと電話が切れたあと、発信元の番号が表示されるので見てみると、電話帳に登録されている人でした。

間違い電話はわざと? 家庭に黒い影が落ちる

電話をかけてきたのは、娘と同い年の男の子をもつママ友。
「これって……」
明らかに浮気だな、と気づいて胸がザワザワしました。
これまで娘や私のためにたくさん尽くしてくれた彼が、そんなことをするはずがないという気持ちと、いつの間にママ友とくっついたのか、子どももいるのに、という冷静な怒りで頭の中はぐちゃぐちゃでした。
とりあえずその日は何事もなかったかのように接して、「帰りが遅くなるかも」と言っていた旦那が早く帰ってきたことにも特には触れず、やり過ごしました。
その日の夜はなかなか寝つけませんでした。
隣のベッドでときおりいびきをかく旦那を起こして問い詰めたくて、モヤモヤとしたまま眠りにつきました。

不倫ってバレないようにするものじゃないの?

それから1週間ほど経ったある日。
普段は娘の送り迎えを夫に頼んでいるのですが、朝から会議が入っているということで私が行くことに。
すると、例のママ友さんは遠くから私たちをみつけると、気まずそうに目をそらしました。
私の旦那に会えるものと思って、しっかりお化粧をして、きれいめな洋服に身をつつんだママ友。
やっぱりそういうことなんだ。と悲しい気持ちになりながら娘を預け、家に帰りました。
その日の日の夕方。
夕飯の準備をしながらリビングで遊ぶ娘を見守っていると、突然
「ママはゆうとくんママとおててつながないの? 仲良しさんしないの?」
と。
「え? つながないなー。どうして?」
聞いてみると、衝撃的な言葉が娘の口から飛び出しました。
「だって、パパはいつもつないでる。ママも仲良しさんしたら?」
幼い娘に、不倫の現場を目撃されるようなことをするなんて。
信じられない気持ちでいっぱいでした。
同時に、気持ち悪いとすら思いました。
どうして平気なんだろう。何を考えているのだろう。
それから、旦那とママ友に直接怒りの連絡を入れそうになるのを堪えながら、本格的に証拠集めを始めました。

2人に裏切られた妻はなにを思う

このときはまだ、確固たる証拠は掴んでいませんでしたが、必ずなにかしらの方法でケリをつけることを決心しました。
子どもたちのことを思うとあまり波風を立てたくありませんが、目撃されていたのではもうどうしようもありません。
しかし、あんな修羅場に遭遇するなんて……
このエピソードは、後編へ続きます!
後編は6月17日(木)20:30に公開予定!お楽しみに!
(廣瀬伶/ライター)

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