2010年にリリースしたデビュー・アルバム「Lights」が全英1位を獲得するなど快進撃を続けている英歌手エリー・ゴールディング(Ellie Goulding, 28)が、走るのが速すぎるせいで“ラン友”が1人もいないと告白した。ナイキ(Nike)のスポークスパーソンを務めているエリーは、10年ほど前にランニングを始めた。今ではかなりのスピードで走れるようになったエリーだが、そのせいでトレーナー以外は誰も彼女と一緒に走りたがらないのだという。「ランニングはストレス解消法みたいなものね。自分と向き合う機会を与えてくれるし、1人きりになれる唯一の時間にもなっているから」と、エリーは米People誌のインタビューで話している。「でも、トレーナー以外に私と一緒に走りたがる人は1人もいないの。走るスピードが速すぎて、みんな尻込みしちゃうみたい」。
ハーフマラソンに5回も出場しているエリーだが、健康維持を目的とした食事制限はしない主義だという。できる限りスリムになりたいと強く願っている女性も少なくないが、エリーは美しくなるために食べるのを我慢するのはナンセンスだと思っているらしい。「やせていればそれでいいとは思えないのよね。落ち込んでいる時は食べ過ぎることもあるし、逆に全然食べられなかったりもするでしょ。女性にはそういう時があるものだと思う。食べずにいることがキレイになることではないのよ」と、エリーは主張している。「みんなと同じように私にもコンプレックスがあるけれど、私はできるだけ努力しているわ。私は自分の体型にとても満足しているの。やせていることが健康的とは限らないのよ。健康体を維持することは、人生をもっと楽しむ余地を与えてくれる。私は食べたい物を食べているけれど、それは私がしっかりトレーニングしているから。おかげで、体重がすごく増えたりもしないわ」。
エリーにとって、エクササイズはステージで納得のいくパフォーマンスを披露するためにも欠かせないものになっているようだ。体のコンディションが良くないと、パフォーマンスの最中にヘトヘトに疲れてしまうこともあるとエリーは明かしている。「日中に何かしら運動をしておかないと、ステージに立てない気がする時があるの。コンディションが良くないと感じている時にステージに立つことほど、気分の悪いものはないわ」。
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