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「お誕生日おめでとう」みんなで選んだ友人への誕生日プレゼント。だが、他の友人が渡した紙袋が原因で崩壊した友情

「お誕生日おめでとう」みんなで選んだ友人への誕生日プレゼント。だが、他の友人が渡した紙袋が原因で崩壊した友情
「お店の予約、無事に取れたよ!サプライズのケーキもお願いしておいたから」
「ありがとう!プレゼントは、みんなで決めたあれにしようね」
友人グループで仲の良い子の誕生日会。私が幹事となり、数ヶ月前から綿密な打ち合わせを重ねてきました。
みんなでお金を出し合い、主役が欲しがっていたアイテムを準備。あとは当日楽しくお祝いするだけ、のはずでした。
まさかの当日!一人だけの抜け駆けプレゼント
いざ誕生日会がスタートし、食事がひと段落したタイミング。
「お誕生日おめでとう!」
みんなで声を合わせ、用意していたプレゼントを渡そうとしたその時です。グループの一人が、突然口を開きました。
「ねえ、私、別のプレゼントも用意したんだけど。一緒に渡してもいい?」
「えっ?」
予想外の言葉に、一瞬固まる私たち。
彼女が取り出したのは、みんなで用意したものとは別次元の高価なブランドものの紙袋でした。
「こっちが私からの特別なやつ!絶対似合うと思って選んできたの!」
満面の笑みで、主役にその紙袋を手渡す彼女。
「わあ、すごい!ありがとう!」
その場はなんとか盛り上げ、笑顔でお祝いを続けました。しかし、幹事として奔走した私の心の中には、冷たい風が吹いていたのも事実。
せっかく全員で力を合わせて準備したのに、なぜ一人だけ目立つような真似をするのか。激しいモヤモヤが渦巻いていました。
「疲れるんだよね」主役の本音と、静かなグループの終わり
誕生日会から数日後。主役の子から、私宛にこっそりと連絡がありました。
「この間は本当にありがとう。幹事、すごく大変だったよね」
「ううん、喜んでもらえて本当によかったよ」
そんな会話の途中で、彼女は少しトーンを落としてポツリとこぼしました。
「実はさ……あの子って、なんかいつも張り合ってくる感じがして疲れるんだよね」
主役の口から飛び出した、まさかの本音。
あの抜け駆けプレゼントを、素直に喜んではいなかったのです。違和感を抱いていたのは、決して私だけではありませんでした。
その一件以降、抜け駆けをした彼女の態度はさらにエスカレート。
「あのプレゼント、私がすごく頑張って探したんだよ」
何かにつけて自己アピールを繰り返す彼女の言動に、グループの空気はどんどん冷え込んでいきました。
気づけば、遊びの誘いもめっきり減り、グループ全体がなんとなく彼女と距離を置くように。
お店を探し、細かな調整を重ねた幹事としての苦労。それすらも、彼女の強烈な自己アピールに塗り替えられてしまったような虚しさ。
長年仲良くしてきたグループが、たった一つの身勝手な行動で静かに崩壊していく。
楽しかったはずの誕生日会の思い出は、しばらくの間、私の中に複雑な後味だけを残しました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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