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「投資とか危ないから辞めろ」と言う夫。私が積立NISAの口座画面を見せると、翌日夫が…【短編小説】

「投資とか危ないから辞めろ」と言う夫。私が積立NISAの口座画面を見せると、翌日夫が…【短編小説】
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
投資はギャンブルと決めつける夫
「だから言ってるだろ、投資とか危ないから辞めろ。汗水流して働いた金を溶かす気か?」
夕食の席で、夫はまた同じ説教を始めました。私の夫は極度の心配性で、「現金こそ正義」と信じて疑わないタイプです。
私が数年前からコツコツと積立NISAを始めていることを知って以来、株価が少しでも下がるとニュースを見ては、「ほら見ろ!今すぐ解約して定期預金に入れろ」と迫ってくるのです。
「将来のためにやってるの。それに、これは長期的なものだから」
私がそう反論しても、夫は聞く耳を持ちません。あまりにしつこいので、私は我慢の限界を迎えました。
私は無言でスマホの証券口座アプリを立ち上げ、夫の目の前に突き出したのです。
「……えっ?」
画面を見た夫の動きが止まりました。そこには、数年間の積立と最近の株高のおかげで、夫の想像をはるかに超える「含み益」が表示されていたのです。
夫はスマホと私の顔を何度も見比べ、パクパクと口を開閉させるだけで、何も言い返せなくなってしまいました。
私は無言でスマホを回収し、その日はそのまま寝室へ向かいました。
翌朝の衝撃的な光景
そして翌朝、リビングに行くと信じられない光景が。
夫が、スマホとマイナンバーカードを片手に格闘していたのです。
「何してるの?」と私が尋ねると、夫は気まずそうに言いました。
「いや……俺も口座開設しようと思って。これ、どこ押せばいいんだ?お前と同じ銘柄を買えばいいのか?」
昨日の今日で見事な手のひら返しです。「危ないから辞めろ」と言っていた威厳はどこへやら。
プライドを捨ててすり寄ってくる姿に、私は呆れを通り越して笑いがこみ上げてきました。
「投資は自己責任なんでしょ?自分で勉強してから出直して」
私は夫に冷たく言い放ち、淹れたてのコーヒーを一口飲みました。今までで一番美味しいコーヒーの味がしました。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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