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義妹『子ども預かってんだから感謝して』→翌日、児童相談所が訪ねてきた理由を知り、ドン引き【短編小説】
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義妹に息子を預けた結果
こんにちは、フルタイムで働きながら5歳の息子を育てている主婦です。
夫とは協力して家事育児をこなしていますが、唯一の悩みの種が「義妹」の存在でした。
義妹は働かず実家暮らしで、ことあるごとに我が家へ来ては小遣いせびりをするような困った性格。
そんな義妹との間に起きた、忘れられない事件をお話しします。
ある日、夫が出張中に急な残業が入ってしまいました。
保育園のお迎えにどうしても間に合わず、実家の母も連絡がつかない絶体絶命のピンチ。
焦っていると、たまたま夫の実家にいた義妹から連絡が入りました。
「お兄ちゃんから聞いたよ。暇だし、私が迎えに行ってあげようか?」 普段なら絶対に頼みませんが、この時ばかりは背に腹は代えられません。
「本当?助かる!ありがとう!」と感謝し、息子のお迎えをお願いしました。
急いで仕事を終わらせて帰宅すると、息子はすでにリビングでスヤスヤと眠っていました。
「あー疲れた。あの子、元気すぎて大変だったんだから」 ソファでふんぞり返る義妹にお礼を言い、夕食代として数千円を渡そうとすると、彼女は鼻で笑ってこう言いました。
「は?たったこれだけ?私が貴重な時間を割いて、子ども預かってんだから感謝してよね。今度あのブランドのバッグ買ってよ」 その態度にモヤっとしましたが、無事に息子を見てくれた恩があるため、その場は「考えておくね」と引きつった笑顔で流しました。
家に来たのは…
しかし翌日、我が家のインターホンが鳴りました。
モニターに映っていたのは、スーツ姿の知らない男女。
「児童相談所です」という言葉に、心臓が止まりそうになりました。
虐待を疑われているのかとパニックになりながらドアを開けると、職員の方は深刻な顔でこう切り出しました。
「実は昨日、近隣の方から通報がありまして……。夕方から夜にかけての数時間、お子さんが〇〇公園に一人で放置されていたとの情報が入っています」
「えっ?」 頭が真っ白になりました。
昨日は義妹が家で見てくれていたはずです。
詳しく話を聞くと、義妹は保育園で息子を置き去りにした後、自分の彼氏と会うために息子を公園へ連れて行き、「ここで待ってて」と言い残して数時間も放置していたのです。
息子は暗くなる公園で一人、泣くのを我慢して待っていたそうですが、見かねた近所の方が公園で一緒にいてくれたとのことでした。
義妹は帰宅直前に息子を回収し、何食わぬ顔で「家で見ていた」と嘘をついていたのです。
さらに「感謝して」と恩を着せ、バッグまで要求していた神経に、怒りを通り越してドン引きしました。
その後、激怒した夫と義両親により、義妹はきつく叱られ、我が家への出入り禁止を言い渡されました。
息子に怪我がなかったことが唯一の救いです。
「身内だから」と安易に信用してはいけないこともあるのだと、痛感した出来事でした。
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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