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「恐ろしい程当たる!」と話題の東京赤坂の占い鑑定に行ってみた!
おはこんばんちは〜
さてさて、突然ですが…みなさん、占いって信じてますか?
私はというと、今まで友人とノリで行ったことがあるくらいで、正直そこまでハマった経験はなく。というか、占ってもらった内容もほぼ忘れてるくらいで(笑)。そんな私が今回、“ある方々”をきっかけに占いに再びご縁をいただいたんです。
ちなみに、その“ある方々”が誰なのかは、ここでは割愛しますが…わかる人にはきっとわかるはず(冒頭のご挨拶でピンと来た方はお仲間です♡)。
その方が語っていたのは、「友人を占ってもらったら、驚くほど見抜かれていた!」というエピソード。その話を聞いて以来、ずーーーっと気になっていた私。
特に何か大きな悩みがあったわけではないけれど、結婚・出産を経てガラリと変わった日常の中で、仕事や子育てに関する“ちょっとした迷い”を見てもらおうと、思い切って足を運んでみたわけです。向かったのは、都心にある“隠れたパワースポット”としても有名な豊川稲荷。今回の記事では、その体験をレポートさせていただきます♪
豊川稲荷ってどんな場所?
豊川稲荷東京別院は、東京メトロ・赤坂見附駅から徒歩すぐ、オフィスビルが立ち並ぶ一角にあるお寺です。名前に“稲荷”とついているので、てっきり神社かと思いきや——実はここ、れっきとしたお寺なんです!正式名称は、「宗教法人 豊川閣妙厳寺 東京別院」。愛知県豊川市にある本山「妙厳寺」の直轄別院として、昭和初期に建立されたそうです。
ご本尊として祀られているのは、仏法を守る善神、「豊川ダ枳尼眞天(だきにしんてん)」。江戸時代には、名奉行・大岡越前守忠相公が深く信仰していたことでも知られ、その分霊がこの東京別院に祀られているのだとか。
稲穂を担ぎ、白狐にまたがる姿から“お稲荷さん”として親しまれ、商売繁盛・金運・芸能成就・家内安全など、幅広いご利益がある神様として、多くの人に信仰されています。
そしてもうひとつの魅力が、「あれっ、この名前…見たことある!」と誰もが思うような、芸能人の名前が刻まれた石碑や提灯の数々!実際、芸能や芸術のご利益を求めて、数多くの著名人が参拝に訪れているそうで、ファンの間では“聖地”とまで呼ばれているんだとか。
境内をのんびり散策
鑑定まで少し時間があったので、ふらっと境内をお散歩してみることに。平日だというのに、思いのほか人が多くてびっくり。観光客やお参りの方で、境内はなかなかの賑わいを見せていました。
そして何より目を引くのが、あちこちに現れるキツネさんたち!どっしりマッチョなタイプから、親子で寄り添う可愛らしい姿まで、大小さまざまなキツネがそこかしこに鎮座していて、まさに“キツネパラダイス”状態。極めつけは、おみくじ。なんと、キツネ型の容器に入っているんです!これには思わず「カワイイ〜!」と声が出ちゃいました。これだけお稲荷さんに囲まれると、ここを神社だと勘違いする人が多いのも、なるほど納得。
でも、ここでちょっと注意ポイント。繰り返しになりますが、この場所、神社ではなくお寺です!ということは、参拝方法も少し違います。神社式の「二礼二拍手一礼」ではなく、お寺では「合掌して静かに一礼」が基本の作法。せっかく訪れるなら、正しいマナーで気持ちよくお参りしたいですね。
豊川稲荷に祀られているあれこれ
実は豊川稲荷には、本当にたくさんの神様が祀られているんです。いくつか代表的なスポットをご紹介しますね!
・ダ枳尼眞天(ダキニシンテン):本殿に祀られる主祭神で、仏法守護の善神。冒頭にもお伝えしたように、稲穂を担ぎ白狐に乗る姿から「稲荷」と呼ばれ、商売繁盛や金運上昇、家内安全などのご利益があるとか。お参りの際は、「帰命頂礼豊川枳尼眞(きみょうちょうらい とよかわだきにしんてん)」を3回、「尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(おんしらばったにりうんそわか)」を7回唱えてお参りするそうです。※参拝方法はちゃんと掲示されていて、見ながら参拝できるのでご安心を!
・霊狐塚:ここは、信者から奉納された1000体以上の狐像を供養するために建てられた場所。現在は、像の多くが地下に納められていますが、その神聖な雰囲気は、圧巻の一言!
・融通稲荷尊天(ゆうづういなりそんてん):財宝を生む神様。境内では「融通金」と呼ばれる黄色い封筒をいただけて、それをお財布に入れて持ち帰ると、金運アップのご利益があるそう。一年後に、感謝の気持ちを込めて返納するのが習わしです。
・叶稲荷尊天(かなういなりそんてん):悪縁を断ち切り、災難を除ける守護神。家相や方位除けにもご利益があるので、引越しの予定がある方にもおすすめかも!?
・三神殿(宇賀神王・太郎稲荷・徳七郎稲荷):三神殿には、中央に宇賀神王、右手に太郎稲荷、左手に徳七郎稲荷が祀られています。太郎稲荷は健康運の守護神で、肩こりや頭痛にもご利益があるんだとか。徳七郎稲荷は、人間関係を円満に導いてくれるそうで、こっそりお願いしておきました(笑)
・七福神(恵比寿天、大黒天、福禄寿尊、不袋尊、毘沙門天、弁財天、寿老尊):なんと境内で七福神巡りができちゃうんです。弁財天が祀られている場所では、お金をザルに入れて洗えるようになっていたので、お札と小銭を洗ってきました。
…と、紹介しだすとキリがないくらい、神様が盛りだくさん!
うっかりすると「お賽銭が足りない!」なんてことになりかねないので、小銭は多めに持っていくのがおすすめです(笑)
※境内には、百円を十円に変えてくれる両替機がありますが、お札を小銭に変えてくれる機械はないので、ご注意を!
いざ、占い鑑定へ!
境内をひと通り巡って、いよいよ本題の「鑑定タイム」へ。場所はちょっとわかりづらいのですが、境内を抜けて奥の駐車場へ進み、そのさらに端っこに、ひっそりと佇んむお部屋が。知る人ぞ知る感が漂っていました。
曜日によって先生が違い、この日担当されていたのは「村山緋英(むらやま・ひえい)先生」という女性の鑑定士さん。使われる占術は、四柱推命・五行易・奇門遁甲・手相・タロットなどなど、まさに“盛りだくさん”!
今回の相談テーマは、ズバリ「仕事」と「子育て」。生年月日から導き出された、運気や性格傾向をもとに、今後の動き方やタイミングなど、丁寧にアドバイスをしていただきました。仕事に関しては「まだ動くタイミングじゃないかも」と言われ、内心ちょっとホッとしたのも束の間…。衝撃的だったのが、その後の子育てについて!姉弟それぞれの性格を見事に見抜いていて、何なら、夫よりも子供達のことをわかってくれているんじゃないかと、びっくり(笑)!その上でぴったりの接し方を、細かく教えていただきました。正直、「それ、私がずっと悩んでたやつ…!」「何でそんなことまでわかっちゃうの!?」と驚く場面が多くて、思い込みでガチガチになってた自分の思考に風穴が開いたような、そんな気持ちになりました。
※今回は25分4000円の鑑定をお願いしたのですが、50分8000円の鑑定もあります。先生によっては数ヶ月先まで埋まっているそうなので、事前予約は必須です(ネット予約可)!
ランチは赤坂の人気店で
心の栄養をもらったら、次はお腹を満たしましょ。ということで、ランチは赤坂見附駅すぐの人気店「金舌」さんへ。サラダ&スープはおかわり自由、メインは種類豊富なお肉御膳!久々に食べたユッケが美味しすぎて…♡
さすがはオフィス街、平日でもお昼時はやっぱり満席だったので、行くなら予約必須かもです。
デザートは名店「しろたえ」へ
「もうお腹いっぱい…」と言いつつも、やっぱり足が向いてしまうのが名店「しろたえ」。さすがの人気ぶりで、テイクアウトの列は長蛇!手土産は断念し、店内で名物のレアチーズケーキを堪能しました。しっかり濃厚なのに、後味はレモンの風味でさっぱり。まさに“別腹”を満たしてくれる一品でした♡
最後に…占いって悪くないかも!?
今回、”ある方々”をきっかけに豊川稲荷の占い鑑定に訪れたわけですが、正直に言うと、最初は「占いなんて、優しい人生相談でしょ?」と少し斜に構えていた私。でも今回の鑑定では、想定のナナメ上からくる意外なアドバイスが飛び出したり、「え、それ私のこと知ってるの?」ってくらい核心を突かれたり…いい意味で裏切られっぱなしの25分間でした。
帰宅してからも、先生の言葉をふと思い出しては「そういえばこう言ってたな」と意識して過ごしてみると…何だか不思議と物事がスムーズに進んでいるような気さえしてきて…(笑)
もちろん、占いは万人に劇的な変化をもたらす魔法ではないけれど、迷った時やモヤモヤした時、自分を見つめ直すヒントとして受け取るには、とてもいいきっかけになるのかも。
何より、身近な家族や友人からの”リアルすぎるアドバイス”よりも、「生年月日から導き出された運命ですよ」と、全くの第三者から語られる”助言”の方が、意外と素直に受け入れたりするんですよね(笑)それもまた、占いの魅力なのかもしれません。
心のメンテナンスに“占い”という癒し。ちょっと立ち止まりたくなった時に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?)
それでは皆さま、花粉もようやく落ち着いてきたこの季節、心と体の声に耳を傾けながら、どうぞご自愛ください♡
おまけ
可愛いキツネさんの容器に入ったおみくじは、嬉しいことに「大吉」でした♡

Cocco
Cocco(こっこ)ライター。音楽会社の営業、アパレルブランドのプレス、ヨガのインストラクター、子供の英語教室など、多種多様な経歴をもつ都内暮らしの2児の母。これまでの経験を生かし、現在はライターとして活動中。
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