GLAM Editorial

2015.07.01(Wed)

ケイトリン・ジェンナー、ニューヨークの「プライド」イベントにサプライズ参加!

ケイトリン・ジェンナー

 ケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner, 65)が先月28日、ニューヨーク市内で開かれた性的少数者とその支持者によるイベント「プライド」行進にサプライズ参加した。

 元オリンピック金メダリストで、性転換プロセスを終える前はブルース(Bruce)と名乗っていたケイトリンは先月、晴れて女性となった。

 米連邦最高裁が先月26日、同性婚を憲法で保障する判決を言い渡したことを受け、ケイトリンはLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)コミュニティを祝うニューヨーク・プライド・フェスティバルに飛び入り参加した。

 「ケイトリンは1ドル札を雨のようにまき散らし、キャンディスのブラに詰め込んでいた」とある事情通はドラァグクイーンのキャンディス・ケイン(Candis Cayne)が同28日にホテル「ドリーム・ダウンタウン」内のラウンジ「PHDルーフトップ」でパフォーマンスするのを見ながら、米The New York Post紙の付録雑誌「Page Six」に語った。

 目撃者によると、米E!が放映し、ケイトリンを主役とするリアリティドキュメンタリー番組「I Am Cait」がこの模様をすべて撮影していたという。

 ケイトリンはファンから大喝采を浴びていたが、それでも物足りなかったようだ。

 「(ケイトリンは)群衆に向かって手を振っていて、注目の的になっているのを楽しんでいた。みんな彼女の名前を叫んでいたよ」と事情通は状況を説明した。

 全8話構成の「I Am Cait」は7月26日から放映される。先月公開されたプロモ映像は、わずか24時間で450万人が視聴。この中でケイトリンはLGBTの問題について語ることの大切さを説いている。

 「たくさんの人たちが人生を生きているけど、自分自身の問題には向き合おうとしない。それがどんな問題であろうとも。私たちの場合は、たまたまそれが性の同一性だったというだけのこと」とケイトリンは1分間のプロモで語った。「いったいどれくらい大勢の人たちが、自分自身に向き合わず、ありのままの自分から目を背けることで、人生をムダにすごしていると思う?」

 「いつか自分がノーマルになれる日が来るというのはステキなことじゃない? 世間に溶け込めるのは? 私ならこう言う。自分は新しいノーマルだと」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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