GLAM Editorial

2015.06.10(Wed)

ジェイ・コートニー、必死の努力で『ターミネーター』新作への出演を獲得した経緯を告白!

ジェイ・コートニー

 豪出身の俳優ジェイ・コートニー(Jai Courtney, 29)は、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』に自分の出番はないと知らされたとき、怒りを抑えられなかった。

 ジェイは『アウトロー』や『ダイバージェント』、『Unbroken(原題)』などに出演し、ゆっくり、しかし着実にスターへの階段を駆け上がってきた。次回作の『ターミネーター』シリーズ第5作ではカイル・リース役を演じ、第1作から出演しているアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)との共演を果たした。ジェイにとっては大きな成果だが、実は当初は違う展開だったようだ。

 「実際にはエージェントからこの作品が動き出したと聞いたんだけど、僕の出演はないとも言われた。『はあ?』と思ったよ。同年代の他の役者がスクリーンテストを受けているという記事を読んで、『どうしてこんなチャンスを逃したんだ?』と思った。正直、ちょっとムッとしたよ。でも脚本を読むチャンスをもらえて、実は地元オーストラリアで『Unbroken』の撮影に参加していたときに連絡をもらって、『君をテストすることになった。今週末にロサンゼルスに飛んでもらう』と言われたんだ」とジェイは米Interview誌の「The New Hollywood Heavies」特集号で振り返った。「1つのオーディションのために移動した距離としては最長だった。土曜日に飛行機に乗って、ロサンゼルスに向かい、地球の自転の関係で同じ土曜日の朝に飛行機を降りて、オーディションに出て、午後にまた飛行機でオーストラリアに戻った。月曜日にはまた仕事場に復帰したよ」

 オーディションのために多くの時間を費やしただけに、ジェイは出演を獲得したと思った。でなければ週末を「とてつもない無駄づかい」にしてしまっただろう。

 しかし幸い、その熱意は報われ、撮影の準備に入るように指示されたという。しかし当初は「体重が重すぎる」と言われ、早急に体重を落とす必要があった。ファストフードとタバコが好きなジェイにとっては困難な課題だったようだ。

 「それから6週間はランニングマシーンの上で生活していたよ。文字通り、ベッドの端のほうに置きっぱなしにしていたんだ」とジェイは話している。「それに銃の扱い方でも特訓を受けた。(サラ・コナーを演じる)エミリア(・クラーク、Emilia Clarke)と僕を中心に特訓したよ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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