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【頭の体操】5人が5分で5個作るなら、100人で100個は何分かかる? 直感で答えると間違える、比率の罠

【頭の体操】5人が5分で5個作るなら、100人で100個は何分かかる? 直感で答えると間違える、比率の罠
「100分!」
そう即答したあなた、少し待ってください。
この問題、実は多くの大人が自信満々に間違える、シンプルすぎる落とし穴が潜んでいます。
まずは焦らず、もう一度だけ考えてみてください。
5人が5分で5個作れるなら、100人で100個作るのに何分かかるでしょうか?
答えを出したら、次を読み進めてみましょう。
正解は「5分」。なぜそうなるのか?
答えは、増えも減りもしない「5分」です。
「え、本当に?」と思った方こそ、この問題の罠にはまっていた証拠です。
ポイントは「1人あたりの作業時間」に着目することです。
5人で5個作ったということは、1人が1個作るのに5分かかっているということ。
では100人が一斉に作業を始めたら?100人がそれぞれ1個ずつ担当すれば、5分後には100個が同時に完成します。
人数が増えても、一人ひとりの作業時間は変わらない。これが「並列処理」の論理です。
なぜ「100分」と答えてしまうのか
私たちの脳は「時間」を常に積み上げ式の「直列」で考えてしまう癖があります。
もし1人が1個ずつ順番に100個作るなら、確かに500分かかります。
しかしこの問題では100人が同時に動く「並列作業」です。
人数と個数が増えても、作業が並列である以上、時間は変わりません。
「5人・5分・5個」という数字を一塊のセットとして捉え、それを20倍しようとした瞬間に間違いが生まれます。
数字の大きさに引っ張られて、構造を見失ってしまうのです。
まとめ:「直列」か「並列」か、構造を見極める目を持とう
「人数が増えれば時間も増える」という直感は、実は構造を見誤っているケースが少なくありません。
目の前の課題が膨れ上がったときこそ、「これは一つひとつ積み上げるべきものか、それとも同時に動かせるものか」と一度立ち止まってみてください。
その瞬間、100分かかると思い込んでいた難題が、実は「たった5分」で解決できるパズルに見えてくるはずです。
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