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「別のお子さんが演奏することになりそうで」学校の校歌伴奏のピアノを弾くことになった娘。だが、担任の先生から告げられた信じられない内容に絶句

「別のお子さんが演奏することになりそうで」学校の校歌伴奏のピアノを弾くことになった娘。だが、担任の先生から告げられた信じられない内容に絶句
立候補と見事なオーディション合格
「やったー!校歌の伴奏、私が弾くことになったよ!」
学校から帰るなり、満面の笑みで報告してくれた我が子。赤く染まった頬から、喜びの大きさが伝わってきます。
我が家ではピアノ教室には通わせていません。それでも、日常的に私と一緒にピアノを弾くのが大好きな子。学校の校歌伴奏は立候補制のオーディション形式で、この日のために毎日欠かさず練習を続けてきました。
「本当に頑張ったもんね。おめでとう!」
手を取り合って喜ぶ私たち。オーディションには、ピアノを習っている子も数人立候補していたそうです。しかし、練習不足で最後まで演奏できず、残念ながら不合格に。
我が子は努力と実力で、見事にその座を掴み取ったのです。
しかし、この純粋な喜びの裏で、思いもよらないトラブルが静かに迫っていました。
理不尽な大人の事情と次への挑戦
数日後、担任の先生から申し訳なさそうな声で電話がありました。
「実は…予定していた担当日に、別のお子さんが演奏することになりそうで」
「えっ、どういうことですか?」
耳を疑う言葉。聞けば、ピアノを習っているものの、立候補すらしなかった子の保護者が激しい抗議をしてきたというのです。
「なぜうちの子にやらせてくれないのか!」
電話だけでなく直接学校へ赴き、何度も強く迫る保護者。その強引なクレームに学校側が屈し、我が子の出番が理不尽に奪われてしまったのでした。
さらに驚くべきことに、その保護者から私に直接連絡が。
「お宅、ピアノ習ってないんでしょ?習っていないのに、伴奏なんてやるべきじゃないわよ」
あまりの身勝手な言い分に絶句。オーディションに向けて必死に練習したからこそ、選ばれたはず。そもそも、立候補すらしなかったご自身のお子さんの気持ちを、どう考えているのでしょうか。
「悔しい……でも、次は絶対に選ばれてみせる!」
大人の事情に振り回され、悔し涙を流した我が子。しかし、その心は決して折れていませんでした。
ひたむきに努力を続ける毎日。そして迎えた次のオーディションの機会で、再び見事な演奏を披露し、正当に合格を勝ち取ったのです。
「お母さん、私、しっかり弾けたよ!」
迎えた式典の本番。体育館に響き渡る、力強くも優しいピアノの音色。立派に大役を務め上げたその背中に、私は静かに拍手を送りました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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