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大掃除中、元彼からもらった思い出の品に「捨てれば?」と言う夫。だが、私の正論で表情が一変【短編小説】

大掃除中、元彼からもらった思い出の品に「捨てれば?」と言う夫。だが、私の正論で表情が一変【短編小説】
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
夫の身勝手な「断捨離」チェック
年末の大掃除の最中。
クローゼットの整理をしていると、夫が背後からネチネチと口出ししてきました。
「その服、もう何年も着てないだろ? 捨てれば?」
さらに、奥にしまっていた小さなアクセサリーボックスを見つけるなり、彼の態度はヒートアップ。
「なんだこれ。昔の男からのプレゼントか? 使ってないなら捨てろよ」
と、鼻で笑う始末です。
(えっ、何その上から目線……!)
確かに最近は身につけていませんが、私にとっては捨てるに忍びない思い出の品。
人の領域にズカズカと踏み込み、偉そうに断捨離を強要してくる無神経さに、腹の底から怒りが湧いてきます。
「あなたに言われる筋合いはないわ」
と冷たく返しても
「家をスッキリさせたいんだよ」
と悪びれる様子はありません。
自分はすっかり「ミニマリスト」気取り。その身勝手な言い分に、私はついに反撃の狼煙を上げました。
特大ブーメランと痛快な逆転劇
「そこまで言うなら、あなたの荷物もスッキリさせてもらうわね」
私はすかさず、夫の衣装ケースを勢いよく開け放ちました。
そこから出てきたのは、首元がダルダルに伸びきった10年前のTシャツの山。
さらに押し入れの奥からは、ホコリを被った古いゲームソフトが大量に発掘されるという惨状。
「じゃあ、このヨレヨレのTシャツと、絶対にやらないゲームも全部捨てるわね」
そう言い放つと、夫の顔色が一変。
「ちょ、待って! そのゲームは激レアなんだよ! Tシャツも部屋着でいつか着るし!」
(いつかっていつよ!)
「人の思い出の品を『ゴミ』扱いするくせに、自分の本当のゴミは『レア』って言うの?恐ろしいほどのダブルスタンダードね」
私の鋭い正論に、夫は返す言葉もなくタジタジ。
「……ごめんなさい」
すっかり小さくなった夫。
結局、彼の「レアな」Tシャツとゲームソフトの半分以上は、フリマアプリで容赦なく売却してやりました。
その売上金で、私は一人でちょっと豪華なランチを満喫。
今では、夫が私の持ち物に口出しすることは一切なくなり、大掃除のたびに
「これ、どうしようか?」
とオドオドしながらお伺いを立ててくるようになりました。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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