Share
「私、呼ばれてないんだけど」SNSで知った残酷な事実。仲良しグループの中で、私だけが「結婚式」に呼ばれなかった理由

「私、呼ばれてないんだけど」SNSで知った残酷な事実。仲良しグループの中で、私だけが「結婚式」に呼ばれなかった理由
タイムラインに溢れる笑顔と、私だけの空白
スマホの画面をスワイプする手が、ふいに止まりました。
目に飛び込んできたのは、純白のドレスに身を包んだ彼女と、その周りを囲む見慣れた友人たちの弾けるような笑顔。
「ねえねえ、昨日の結婚式、本当に最高だったよね!」
「うん!お料理も美味しかったし、何よりドレス姿がすっごく綺麗だった!」
いつもの仲良しグループのチャット画面には、昨日の結婚式の話題が次々と流れ込んできます。
楽しげなメッセージの応酬を眺めながら、私は一人、部屋の中で凍りついていました。
「えっ……嘘でしょ?私、呼ばれてないんだけど」
声に出した途端、部屋の空気が急に冷たく感じられました。
SNSを開けば、楽しそうな式の写真が次々とタイムラインに流れてきます。みんなが共有している幸せな時間に、私だけが存在していないという現実。胸の奥がギュッと締め付けられるようでした。
「私、彼女の気に障るようなこと、何か言っちゃったかな……」
「無意識のうちに傷つけて、嫌われちゃったのかも」
思い当たる節を探しては打ち消し、悪い想像ばかりが頭の中をぐるぐると駆け巡ります。何も手につかない日々が続いた後、私はついに限界を迎え、彼女に直接メッセージを送る決意をしました。
「結婚おめでとう! 写真見たよ、すっごく綺麗だった! ……あのね、こんなこと聞いてごめんなさい。もし私、何か怒らせるようなことをしてしまっていたら、本当にごめんね」
震える指で送信ボタンをタップし、スマホを伏せました。返信を待つ時間は、気が遠くなるほど長く感じられました。
「人数の関係で…」優しさに包まれた、残酷な答え
やがて、短くスマホが震え、画面に通知が光りました。
「お祝いのメッセージありがとう!ううん、怒ってるなんてこと全然ないし、何もされてないよ!」
その一文にホッと胸をなでおろしたのも束の間、続く言葉が私の心にチクリと刺さりました。
「実はね、式場の人数制限が厳しくて、どうしても招待できるゲストが限られちゃったの。誰にお願いするか、本当にギリギリまで悩んだんだけど……ごめんね」
人数の関係。
それが、私だけが呼ばれなかった理由でした。
「そっか、そういう事情だったんだね。ずっと気になってたから、理由が聞けて安心したよ。改めて、本当におめでとう!」
無理に作ったような明るい文章を送信し、私は一つ、長く重い溜め息をつきました。本当の理由かどうかは彼女にしか分かりませんが、心にまとわりつくモヤモヤが完全に消えることはありません。
「そうか。私は『人数を減らす』となった時、外されるポジションだったんだな」
私が思っていたほど、私たちは「特別な仲良し」ではなかったのかもしれない。
少しほろ苦い結末でしたが、自分と彼女との間にある「本当の距離感」に気づくことができた出来事でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事

