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「とびきりの夜景を見せてやるよ」余裕たっぷりの年上彼氏。けれど、彼の部屋で目撃した姿に私の恋心は一瞬で凍りついた

「とびきりの夜景を見せてやるよ」余裕たっぷりの年上彼氏。けれど、彼の部屋で目撃した姿に私の恋心は一瞬で凍りついた
完璧な「大人の男」の仮面が剥がれ落ちた日
私が高校生だった頃、少し背伸びをして交際していたのは、いくつか年上の男性でした。
車を乗りこなし、どこか近寄りがたいような不良っぽさを漂わせている彼。
そのワイルドな振る舞いは、同級生の男子たちには到底出せないような、大人の余裕を感じさせるものでした。
「週末、どっか出かけるか?」
「うーん、夜景がきれいなところがいいな。山とかどう?」
「お安い御用だ。とびきりの夜景を見せてやるよ」
そんな何気ない会話でさえ、当時の私にとっては胸が躍るような、自慢したくなるような瞬間。
彼こそが私の思い描く「理想の男性」なのだと、少しの疑いも持っていませんでした。
憧憬を打ち砕いた、信じられない光景
それはある日の午後、彼のアパートでくつろいでいた時の出来事です。
先にベッドへ寝転がり、私に背中を向けていた彼に向かって、私は何気なく声をかけました。
「ねえ、エアコンの温度少し下げてもいい?なんか暑くない?」
しかし、返事はありません。不思議に思って彼の顔を覗き込んだその瞬間。
私の目に飛び込んできたのは、あまりにも奇妙で、現実とは思えないような光景でした。
「……嘘でしょ?」
そこには、私の知っているクールな彼の姿はありませんでした。
彼は体を丸め込み、なんと自分の親指を、まるで本物の乳児のように深く口の中に入れてしゃぶっていたのです。
背筋を凍らせた、言葉にならない「違和感」
頭の中が真っ白になり、目の前で起きている状況がまったく理解できませんでした。
目が合っても、彼は一言も発しません。
ただじっと、親指をくわえたままの状態で私のことを見つめ返してくるのです。
(えっ、どういうこと……? ふざけてるの? それとも甘え……?)
得体の知れない恐怖と強烈な違和感に襲われ、私はパニック寸前でした。
混乱する頭で、どうにか絞り出したのは精一杯のこの言葉。
「……具合、悪いの?」
心配しているフリをしながらも、胸の奥は「怖い」「気持ち悪い」という生理的な嫌悪感で埋め尽くされていました。
ついさっきまで抱いていた「大人の彼」への憧れは、ガラガラと音を立てて崩壊していったのです。
結局、その日を境に彼への気持ちは一気に冷め、別れを選ぶことに。
30代を迎えた今でも、ふとした拍子にあの時の光景が脳裏に蘇ります。
あの瞬間に感じた、全身の毛穴が開くようなゾワワとした感覚。
それはあまりにも強烈で、一生忘れることのできない私のトラウマとなっています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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