MENU

Share

HOME LIFESTYLE STORY COLUMN

「絶対に秘密にしてね」親友にだけ打ち明けた失恋の悲しみ。数日後、親友の口から飛び出したありえない裏切り

「絶対に秘密にしてね」親友にだけ打ち明けた失恋の悲しみ。数日後、親友の口から飛び出したありえない裏切り

誰にも知られずに散った、秘密の初恋

大学1年生の春。私の人生初の恋は、呆気なく幕を下ろしました。

ずっと女子校で育ち、恋愛とは無縁だった私にとって、大学で初めてできた彼氏はまるでドラマの主人公のように特別な存在でした。

しかし、彼が私に出した交際の条件は「周りに冷やかされるのが嫌だから、付き合っていることは隠そう」というもの。

今振り返れば、それは彼にとって都合よく付き合うための口実に過ぎなかったのでしょう。

けれど、当時の純粋すぎた私はその言葉を疑いもせず、二人だけの秘密を健気に守り続けていました。

誰にも祝福されず始まり、誰にも気づかれないまま終わってしまった初恋。

たった一人でこの失恋の痛みを抱え込むのは、あまりに苦しすぎました。

限界を迎えた私は、大学で一番気を許していた友人にだけ、真実を打ち明ける決心をしました。

彼女は私と同じ女子校出身。「きっとこの辛さを分かち合ってくれるはずだ」と、すがるような思いだったのです。

「お願い、他の人には絶対に内緒にしてくれる?」

「当たり前じゃん!うちらの仲なんだし、誰にも言わないから安心して」

彼女のまっすぐな返事を信じ、私はせき止めていた感情を吐き出しました。

秘密にしていた交際の事実、そして振られてしまって立ち直れないこと。

彼女は「それは辛かったね」「一人でよく耐えたよ」と、私の傷ついた心に優しく寄り添ってくれました。……少なくとも、その時はそう思っていたのです。

「あいつ、ぼっちだから平気だよ」耳を疑うカミングアウト

それから数日後のこと。

彼女とショッピングに出かけ、お茶をしようとカフェに入った時の出来事です。

向かい合って座り、彼女が何の前触れもなく、今日の天気でも話すような軽いトーンで口を開きました。

「あ、そういえばさ。こないだあんたが振られた話、部活の〇〇くんにポロッと言っちゃったんだよねー」

一瞬、思考が停止しました。目の前にあるコーヒーの香りも飛んでいくほどのショック。

「え……嘘でしょ? 誰にも言わないって、約束したよね……?」

「あはは、ごめん!でもさ、あいつって大学でぼっちじゃん?誰かに言いふらす相手もいないから平気だよ!」

悪気のかけらもない笑顔で、彼女はケロッとして言い放ちました。私は動揺で声を震わせながら反論しました。

「そういう問題じゃないよ!私にとって、すごく大事でプライベートな話だったのに……!」

「えー、そんなに怒んないでよ。〇〇くんも『マジか』ってウケてたし、絶対広まらないから大丈夫だって!」

まるで昨日のバラエティ番組のネタを消費するかのような態度。

私があれほど思い悩み、涙ながらに語った心の傷は、彼女にとっては単なる「面白いゴシップ」でしかなかったのです。

失恋の傷よりも深く残ったもの

「ごめんってば。そんなにガチで怒るようなことだと思わなくてさー」

私が本気で傷ついているのを見て、彼女は面倒くさそうに軽い謝罪を口にしました。

しかし、一度粉々になった信頼関係は、そんな言葉で修復できるはずもありません。

「秘密にしてほしい」という願いの重さが、人によってこれほどまでに違うなんて。

築き上げてきたはずの友情が、音を立てて崩れ去っていくのを感じました。失恋の傷が癒えるどころか、さらに鋭い刃物でえぐられたような絶望感。

あの日以来、私は彼女に対して心のシャッターを完全に下ろしました。

「絶対」なんて、この世にはないのかもしれない。

それでも、私は彼女を信じたかった。

他人の切実な痛みをエンタメとして消費し、平気で踏みにじった彼女の笑顔は、今でも私の心に冷たい記憶としてこびりついています。

19歳の春。私が学んだのは「失恋から立ち直る方法」ではなく、「他人の言葉をむやみに信じてはいけない」という、あまりにも残酷で複雑な教訓でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

website
前の記事

満員電車。「あ、どうぞ」体調が悪そうな方に席を譲ろうとした瞬間。数メートル先から猛スピードで突っ込んできたのは

GLAM Lifestyle Editorialのすべての記事を見る

Gallery

SHARE !

この記事をシェアする

Follow us !

GLAM公式SNSをフォローする

Feature

特集記事

Ranking