MENU

Share

HOME LIFESTYLE STORY COLUMN

「宅急便でーす」引っ越し前日、我が家に届いた謎の荷物。同棲中の彼に聞くと信じられない物が【短編小説】

「宅急便でーす」引っ越し前日、我が家に届いた謎の荷物。同棲中の彼に聞くと信じられない物が【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

引っ越し前日に届いた巨大な荷物

同棲している彼との引っ越しを明日に控え、私は必死に段ボールに荷物を詰めていました。

引っ越し代を少しでも安く抑えるため、ギリギリまで不用品を処分し、荷物を減らす努力を重ねて、やっと終わりが見えてきたその時です。

「宅急便でーす」

玄関のチャイムが鳴り、ドアを開けると、配達員さんが抱えきれないほど巨大な段ボール箱を二つも運んできました。

宛名は彼。私には全く身に覚えがありません。

奥の部屋からのんきに出てきた彼は、玄関を塞ぐ巨大な箱を見て「おお、やっと届いた!」と嬉しそうに声を上げました。

「ちょっと、これ何?」

と問い詰める私に、彼は悪びれる様子もなく答えました。

「新居で使うゲーミングチェアと、新しいでかいモニターだよ! 安かったからポチっちゃってさ」

私はめまいがしました。引っ越し業者のトラックのサイズも、運ぶ荷物の量もすべて計算して手配済みです。

「なんで新居の住所に送らないの!? こんなの、今の家に届いたって無駄に運ぶ手間が増えるだけじゃない!」

怒る私に対し、彼は

「えー、だって早く見たかったんだもん。引っ越し屋さんがついでに一緒に運んでくれるっしょ」

とヘラヘラ笑うだけでした。

計画性のない彼に下した痛快な罰

私は静かに怒りを飲み込み、翌日の引っ越し当日を迎えました。

作業員さんがテキパキと荷物をトラックに積み込んでいき、最後に残ったのは、あの巨大な二つの段ボール箱。

「こちらも運びますか?」

と尋ねる作業員さんに、私は笑顔ではっきりと指示しました。

「いえ、それは彼が自分で運ぶそうなので、置いていってください」

トラックを見送った後、ポカンとしている彼に私は冷ややかに言い放ちました。

「見積もりの時より荷物が増えたら追加料金を取られるから、置いてってもらったわ。自分の車には乗らないサイズだし、あなたが自分でどうにかしてね」

彼は顔面蒼白になり、

「えっ、嘘だろ!? これ一人じゃ持てないよ!」

と叫びました。

結局、彼は急遽自腹でレンタカーの軽トラを手配し、汗だくになりながら階段を何往復もして、巨大な荷物を自力で新居へ運ぶ羽目になりました。

新居に着く頃にはヘトヘトに疲れ果て、すっかり無口になっていた彼。

私の苦労を軽視して自分勝手な行動をとった彼に、たっぷりと肉体労働で反省してもらうことができた、心底スカッとしたお引っ越しでした。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

website
前の記事

「先生には相談できなかった?」学校でいじめられている息子。だが、苦しむ息子を救った、驚きの出来事とは

GLAM Lifestyle Editorialのすべての記事を見る

Gallery

SHARE !

この記事をシェアする

Follow us !

GLAM公式SNSをフォローする

Feature

特集記事

Ranking