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「細かくてもいいでしょ?」と大量の小銭を出す男。だが、店員の一言をうけ顔色が真っ青に…【短編小説】

細かくてもいいでしょと大量の小銭を出す男だが店員の一言をうけ顔色が真っ青に短編小説

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

ジャラジャラ男の来店

これは、私が駅前のコンビニでアルバイトをしていた頃の出来事。

私の働くお店には、スタッフの間で密かに「ジャラジャラ男」と呼ばれる常連客がいました。

彼がレジに置くのは、決まってつまみと缶コーヒー。

それだけなら一般的なお客様ですが、問題なのはその支払い方法です。

「細かくてもいいでしょ?」

この言葉を合図に、財布を逆さまにし、大量の1円玉や5円玉をトレーへ。

「ジャララララ!」と響き渡る金属音。

合計金額は500円未満なのに、積み上がった硬貨は50枚以上になることもしばしば。

「申し訳ありません、確認いたしますね……」

後ろに行列ができていてもお構いなし。

私が必死に数えている間、「早くしろよ」と言わんばかりにカウンターを指でコツコツ叩く彼。

全て手作業でのカウントと募るストレス。

そんなある日の夕方。

混雑のピークに現れた彼。

「細かくてもいいでしょ?」

いつもの決め台詞と共に、トレーに広がる小銭の海。

私はため息を飲み込み、黙々と仕分け作業へ。

1円、5円……10円。 順調に進む指先が、ふと止まりました。

(ん……?)

感じた違和感

指先に伝わる違和感。

100円玉によく似ていますが、妙に軽い一枚。

よく見れば、刻印されているのは日本の桜ではなく、見慣れない外国の人物の横顔。

私はそのコインをつまみ上げ、男性の顔を見てニッコリと告げました。

「お客様。こちら、他国の硬貨が混ざっておりますが……」

「えっ?」

不機嫌そうに覗き込んだ彼は、私が差し出したコインを見た瞬間、顔色が真っ青に。

「あ、いや、それは……!」

中身の確認不足が招いた失態。

「い、いい! これで払う!」

彼は真っ赤になって千円札を叩きつけるように出し、お釣りも待たずに逃げるように退店。

それ以来、彼が大量の小銭を持ってくることはなくなりました。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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