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「結婚しよう!」と今までヒモだった彼が突然のプロポーズ。だが、彼の続く一言にドン引きした【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
ヒモの彼氏
3年間、私は彼を養ってきました。
彼は「いつか大きな夢を叶える」と言いながら、実際は家でゲーム三昧の毎日。
それでも、たまに見せる優しさや愛嬌に絆され、私は必死に働いて生活を支えていたのです。
しかし、30歳を目前にして私は自分のキャリアを真剣に考え始めました。
今の仕事は残業が多く、将来に不安を感じていたため、年収アップを目指して密かに転職活動を始めたのです。
ある夜、私がリビングで求人サイトを眺めていると、彼が珍しく真剣な表情で私の前に座りました。
そして、小さな箱を取り出して言ったのです。
「ねえ、結婚しよう!」
心臓が跳ね上がりました。
今まで一度も将来の話なんてしなかった彼からの、突然のプロポーズ。
私は一瞬、彼が心を入れ替えて、これからは二人で支え合っていこうという決意をしてくれたのだと期待してしまいました。
「嬉しい……。でも、どうして急にそんなこと思ってくれたの?」
私が潤んだ瞳で尋ねると、彼は満面の笑みでこう続けました。
プロポーズの理由
「だって君、最近転職しようとしてるでしょ?もし新しい仕事が上手くいかなくて給料が下がったりしたら、僕たちの生活が困るじゃないか。だから今のうちに結婚して、君に『世帯主』としての責任感を持ってもらおうと思ってさ。」
私は耳を疑いました。彼は私のキャリアアップを応援するどころか、自分が養われ続けるために、私を今の過酷な職場に一生縛り付けようとしていたのです。
プロポーズは愛の証ではなく、彼にとっての「終身雇用契約」の申し込みに過ぎませんでした。
「私の幸せより、自分のご飯が大事なんだね」
冷めた声でそう告げると、彼は不思議そうな顔をしていました。
彼の中では、私が今の会社で身を粉にして働き、彼を養い続けることが「幸せな結婚生活」の前提だったようです。
その瞬間に、1ミリ残っていた愛情も完全に冷めました。翌朝、私は彼に別れを告げて荷物をまとめ、家を追い出しました。
今の私は、無事に第一希望の会社へ転職し、自分のためだけにお金と時間を使っています。
あの時、プロポーズの裏にある彼の醜い本性に気づけて、本当に良かったです。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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