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「既読つかない」私をブロックした友人のチャットをメモ代わりに使用。数日後、恥ずかしい事態に【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
メモ代わりに使ってたら…
数日前、仲の良かった友人と少し気まずい雰囲気になってから、メッセージを送っても音沙汰なし。
一日経っても、二日経っても、既読のマークはつきません。
「あ、これは完全にブロックされたな」と私は確信しました。
ショックでしたが、数日経つと妙な開き直りが生まれました。
「どうせ相手に届かないなら、ここを自分専用のメモ帳にしちゃおう」 そう思いついたのが、悲劇の始まりでした。
当時、私は真剣にダイエットを決意したばかり。
そこで、ブロックされているその友人のチャット欄を、秘密の「ダイエット日記」として活用することにしました。
「今日から開始! 現在の体重〇〇キロ。目標はマイナス5キロ!」
「今日はお腹の肉が三段腹で本当にヤバかった。鏡を見るのが苦痛……」
「深夜なのに我慢できずお菓子完食。意志が弱すぎて自分が嫌い。デブすぎる」
誰にも見られないという安心感から、私の投稿はどんどんエスカレートしていきました。
自分の体型のコンプレックスや、情けない失敗談、さらには「痩せて絶対に見返してやる!」という熱い決意まで、赤裸々に綴り続けました。
返信が来るはずもない場所に、私は毎日、自分の恥部を叩き込んでいたのです。
友人から届いてしまったメッセージ
ところが三日後の夜。
ふとスマホの通知を見ると、その友人からメッセージが届いていました。
「本当にごめん! 支払いをうっかり滞納してて、数日間スマホが止まってたんだ。今さっきやっと払ってきて、通信が復活したよ!」
心臓が止まるかと思いました。震える手でトーク画面を開くと、そこには残酷な現実が広がっていました。 私が連投した大量のダイエットメモ、醜い愚痴、そして生々しい体重の記録。
そのすべてに、きっちりと「既読」の二文字がついていたのです。
友人は、通信が戻った瞬間に流れ込んできた私の狂気じみた連投を、一体どんな気持ちで読んだのでしょうか。
「あ、ダイエット頑張ってね……応援してるよ」という、どこか引き気味の返信が追い打ちをかけます。
これほど「ブロックされていてほしかった」と切に願った夜はありません。
チャット欄をメモ代わりにする際は、相手の通信状況まで確認すべきだと痛感しました。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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