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社員旅行行きたくないは、わがままじゃない!角が立たない上手な断り方を紹介
INDEX
断った後の気まずさをゼロに!職場で心地よく過ごすためのフォロー術

勇気を出して断ったはいいものの、「やっぱり、断った後が気まずい…」と感じてしまう人もいるかもしれません。でも大丈夫。
ほんの少しの気遣いとフォローで、あなたの印象は全く変わります。むしろ「しっかりした人だな」と、プラスに働くことさえあるのです。
旅行前:「参加できず残念です。楽しんできてくださいね!」の一言を添える
旅行が近づいてきて、職場がなんとなくソワソワした雰囲気になってきたら、チャンスです。
上司や幹事の人に会った時に、「社員旅行、もうすぐですね。参加できなくて本当に残念ですが、皆さんで楽しんできてくださいね!」と、明るく一言声をかけましょう。
この一言があるだけで、「不満があって断ったわけではない」という姿勢が伝わり、相手も気持ちよく出発することができます。
旅行後:「お土産ありがとうございます!お話聞かせてください」で会話に参加
週明け、会社に行くと旅行の話題で持ちきり…なんてことも。そんな時も、輪に入りづらいからと黙っているのは逆効果です。
もしお土産をもらったら、「ありがとうございます!〇〇、大好きなんです」と笑顔で感謝を伝えましょう。
そして、「旅行どうでしたか?」「楽しかったですか?」と、自分から話を聞く姿勢を見せるのがポイント。
「行かなかったけど、皆さんのことは気にかけていますよ」というメッセージが伝わり、疎外感をなくすことができます。
一番の信頼回復は、普段の仕事でしっかり貢献する姿勢
色々なフォローも大切ですが、最終的にあなたの評価を決めるのは、普段の仕事ぶりです。
社員旅行に行かなかったからといって、仕事で手を抜いたり、コミュニケーションを怠ったりすれば、「やっぱり付き合いの悪い人だ」と思われてしまうかもしれません。
逆に、日々の業務に真摯に取り組み、周りと協力しながらきちんと成果を出していれば、「プライベートは大切にするけれど、仕事はきっちりやる人」という信頼に繋がります。
行事への参加・不参加よりも、普段のあなたの姿勢の方がずっと大切なのです。
社員旅行の「行きたくない」に関するよくある質問(FAQ)
ここまで読んでも、まだ細かい不安や疑問が残っているかもしれませんね。最後に、多くの人が抱える社員旅行に関する「よくある質問」にお答えします。
Q. 断った場合、旅行積立金などはどうなりますか?
これは会社の就業規則や規定によって異なります。
福利厚生の一環として会社が費用を負担している場合は返金されないことが多いですが、給与から天引きで積み立てている場合は、不参加者に返金されるケースもあります。
まずは、総務や人事の担当者、または信頼できる先輩に確認してみるのが一番確実です。
Q. 社員旅行に行かない日は、会社に出勤する必要がありますか?
旅行が土日などの休日に行われる場合は、もちろん出勤の必要はありません。
もし平日に実施される場合は、会社によって対応が分かれます。「特別休暇」として扱われる場合もあれば、「通常通り出勤」または「有給休暇の取得」を求められる場合もあります。
これも、事前に会社の規定を確認しておくことが大切です。
Q. 強制参加を強要されるのは、パワハラに当たりますか?
はい、その可能性があります。
業務上の必要性がなく、個人の自由参加であるべき親睦目的の旅行に対して、上司がその立場を利用して「参加しないと評価を下げるぞ」といった言動で参加を強要することは、パワーハラスメントに該当する場合があります。
もし、あまりにもしつこく参加を強要される場合は、人事部や社内の相談窓口、または社外の労働相談機関に相談することも考えてみてください。
Q. 最近、社員旅行自体が減っていると聞きましたが、なぜですか?
その通りです。社員旅行を実施しない企業は年々増えています。
主な理由としては、「従業員の価値観の多様化」でプライベートを重視する人が増えたこと、「費用の問題」で会社側の負担が大きくなったこと、「企画・運営の手間」などが挙げられます。
時代の流れと共に、社員同士のコミュニケーションの形も変化しているのですね。
Q. 断ったことで、その後の評価に響くことはありますか?
本来、業務とは関係のない親睦行事への不参加を理由に、人事評価を下げることは許されません。
もし、そのようなことがあるとすれば、その会社の人事評価制度自体に問題があると言えるでしょう。
ただし、残念ながら古い体質の会社では、上司の心象に影響する可能性もゼロではありません。
だからこそ、これまでお伝えしてきたような「角の立たない断り方」や「断った後のフォロー」が重要になってくるのです。
あなたの仕事への真摯な姿勢を見せていれば、理解のある上司や同僚はきっと分かってくれるはずです。
まとめ
社員旅行を「行きたくない」と感じるあなたの気持ちは、決してわがままではありません。自分の時間と心を大切にしたいと思う、ごく自然で当たり前の感情です。
大切なのは、その気持ちに蓋をせず、自分にとってベストな選択をすること。そして、その選択を円滑に進めるための「ちょっとしたコツ」を知っておくことでしたね。
断る決断をしたあなたも、参加して乗り切る決断をしたあなたも、どちらも素晴らしい選択です。この記事が、あなたの憂鬱な気持ちを少しでも軽くし、自信を持って自分の意思を伝えられるための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。あなたの心が、いつも穏やかでいられることを願っています。
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