Share
「本当の理由知ってる?」6月に結婚する女性が増えた理由 ”ジューンブライド神話”の本当の話とは
INDEX

「6月に結婚すると、幸せになれる」
そんなロマンティックな言い伝えを耳にしたこと、ありませんか?
それがいわゆる「ジューンブライド(June Bride)」の由来。
でも今、この言葉が“ただの憧れ”ではなく、「私らしい選択のひとつ」として再評価されはじめています。
結婚式が多様化する今、6月を選ぶ意味も少しずつ変化しているのです。
ジューンブライドの由来とは?
「ジューンブライド」の起源は、古代ローマ。
6月は結婚・出産・家族の守護神ユーノー(Juno)に捧げられた月であり、
この月に結婚する花嫁は幸福になれると信じられてきました。
ヨーロッパでは、冬のあいだの結婚がタブーだったため、春を超えて6月に結婚式を挙げる文化が定着。
これがアメリカ、日本に伝わり、“ジューンブライド”という言葉が生まれたとされています。
なぜ今、“ジューンブライド”が選ばれているの?
1. 気候が安定し、ロケーションフォトやガーデンウェディングに最適
→ 特に関東〜関西では6月上旬がねらい目。
→ 紫陽花や初夏の緑が映える写真が撮れる時期でも。
2. 人気月よりも費用が抑えられるケースも
→ 9月〜11月は人気が集中するため、6月はオフシーズン価格で希望の会場が取れるという裏技も。
3. 「憧れ」から「戦略」へ。自分らしい結婚式づくりがしやすい
→ ゲストの負担、天候、スタイル。“ちょうどいいバランス”が取りやすい時期として支持されています。
最近のジューンブライドはこんな傾向も!
トレンド 内容
ナチュラル×サステナブル婚 ドライフラワー・再生紙の招待状・地産地消メニュー
“雨さえ味方”の演出 透明傘フォト、雨音BGM、雨粒モチーフのリング
自分たちらしさ優先 少人数の挙式×アフターランチ、フォトウェディングのみなど
ジューンブライドをもっと楽しむヒント
憧れに流されるだけじゃない、ふたりの“意味”を込めた日を選ぶこと
「結婚式」ではなく「パートナーシップを始める日」として考えること
“晴れたら最高、雨でも美しい” という心の余裕を持つこと
編集後記:「幸せになれる月」じゃなくて「幸せをつくるふたりの月」
ジューンブライドって、
じつは「誰かに与えられる幸せ」じゃなくて、ふたりで一緒に紡いでいく時間の象徴なのかもしれません。
結婚するかしないかに関わらず、
自分にとっての“幸せのかたち”を考える6月って、ちょっと素敵じゃないですか?
Feature
おすすめ記事