國方 麻紀

2019.05.10(Fri)

【ラスベガス贅沢トリップ Vol.3】セレブリティシェフ襲来!ラスベガスレストラン決定版

■ラスベガスの夜景を楽しみながら、極上のフレンチ料理を!

大人のためのナイトスポット編。おすすめのディナーとバーもご紹介します。 ベネチアに続いて、こちらはフランス・パリをイメージしたホテル「Paris Las Vegas(パリス ラスベガス)」。その隣にそびえ立つエッフェル塔は、本物の半分のサイズながらも忠実に再現されています。ベラージオの目の前にあるので、噴水ショーからのエッフェル塔という眺めも素晴らしいです。こちらは真下からのアングルの一枚。

展望台にもなっているエッフェル塔の中央部分にあるのが、高級フレンチレストラン「Eiffel Tower Restaurant(エッフェル タワー レストラン)」。こちらはシカゴにある有名レストラン「Everest(エヴェレスト)」で有名なアメリカ人のジョーン・ジョーホー氏がシェフ兼所有するレストランです。

こちらのレストランのドレスコードは「カジュアルエレガント」。ちょっとおしゃれして専用エレベーターで、いざ地上34メートルのレストランへ。

(C)Eiffel Tower Restaurant

絶好のロケーションからベラージオの噴水や、日が暮れるにつれ変化するラスベガスの美しい景色を眺めながら美味しいフレンチを。地元紙が選んだ“ベストロマンチックなレストラン”の第2位に輝いたこともあるそうですが、納得の雰囲気です!

前菜はイチジクのコンポートを添えたフォアグラ「Cold Foie Gras Torchon(コールド フォアグラ トルション)」(24ドル[約2700円])、メインは牛肉をパイ生地で包んだ「Individual Eiffel Tower Beef Wellington(インディヴィジュアル エッフェルタワー ビーフウェリントン)」(68ドル[約7600円])をオーダー。こちらはかなりのボリュームで、パイをカットするとなかからジューシーな牛肉が現れます。デザートは看板メニューのスフレ「Les Souffles(レ スフレ)」(14ドル[約1500円])。こちらは焼き上がるまでに少し時間がかかりますが、ふわふわで美味しかったです。

■カルパッチョ誕生店! 伝統的なイタリアンレストラン「チプリアーニ」がオープン

ラグジュアリーホテル「Wynn Las Vegas(ウィン ラスベガス)」のショッピングモール内に、2018年秋に老舗イタリアンレストラン「Cipriani(チプリアーニ)」がオープンしました。創業者ジュゼッペ・チプリアーニ氏がイタリア・ベネチアで創業した「Harry’s Bar(ハリーズ バー)」の伝統的なイタリア料理が味わえます。

イタリアの建築家ミケーレ・ボナン氏がデザインしたクラシックな要素がつまった店内には、同じくイタリアの写真家マルコ・グラヴィアーノが撮影したシンディ・クロフォードやナオミ・キャンベル、クラウディア・シファーら元祖スーパーモデルたちの写真が飾られています。

実は「カルパッチョ」という料理の生み出したのはチプリアーニ氏。シグネチャーメニューの牛肉のカルパッチョ「Carpaccio“alla Cipriani”(カルパッチョ アラ チプリアーニ)」(26ドル[約2900円])は、彼が考案したオリジナルレシピを採用。レモンの酸味を加えたマヨネーズとマスタードを合わせたソースがマッチ。また、人気メニューの「Tuna Tartare(ツナ タルタル)」(28ドル[約3100円])やマッシュルームリゾット「Risotto “alla Primavera”(リゾット アラ プリマヴェーラ)」(29ドル[約3200円])も日本人の好みの味です。洗練された優雅な空間で、本場イタリア料理を楽しんで。

■鉄人シェフのレストラン「モリモト」でジャパニーズクラフト酒を味わう

ラスベガスには、90年代の人気テレビ番組「料理の鉄人」に登場していた森本正治氏のレストラン「Morimoto(モリモト)」が、大型リゾートホテル「MGM Grand Las Vegas(MGM グランド ラスベガス)」内にあります。

こちらのレストランでは、寿司や鉄板焼きなど本格的な和食料理がいただけます。店内に入ってすぐにある寿司カウンターでは、日本人の寿司職人が新鮮なネタを使って握った本物のお寿司が楽しめますよ。

アメリカで昨年10月より先行発売し、日本では4月に発売したばかりのサントリーの新商品、ジャパニーズクラフトウオッカ「白 HAKU」。この日、Morimotoと同商品とのコラボメニューを記念したパーティが開かれていました。Morimotoはラスベガスで一番サントリーを揃えているレストランで、ジャパニーズクラフトジン「六 ROKU」や、日本未発売で北米とイギリスのみで販売しているブレンデッドウイスキー「季 TOKI」も取り扱っています。

■アラン・デュカスとコラボ! 絶景が堪能できる高層バー「スカイフォール ラウンジ」で乾杯

ラスベガス最終日の夜は、ラスベガスの夜景と美酒が堪能できるバー「Skyfall lounge(スカイフォール ラウンジ)」へ。場所は、金色に輝く、全室スイートの高層ホテル「Delano Las Vegas at Mandalay Bay‎(ラスベガス アット マンダレイ ベイ)」の最上階64階にあります。なんと、エントランスチャージが無料! そしてここもあるセレブリティシェフとコラボレーションしています。日本でも大人気のフレンチの巨匠、アラン・デュカス氏が監修する地中海レストラン「Rivea(リベア)」と隣接しているので、チーズやデザートなどの軽食をオーダーすることができます。

(C)MGM Resorts International®

全面ガラス張りのラウンジからは、ラスベガスの絶景ビューが一望できます。この日は生憎の強風でテラス席に出ることができませんでしたが、テラス席からの眺めは一層ロマンチックでしょう。 私が注文したのは、3種類のラムとカンパリとパッションフルーツをブレンドしてフレッシュライムを添えた「Dust Storm(ダスト ストーム)」(18ドル[約2000円])。一杯だけで美味しいお酒とお店の雰囲気とラスベガスの夜景に酔いしれました。

(C)MGM Resorts International®

いかがでしたか? ホテル、エンターテインメント、レストランと3回に渡ってお届けしたラスベガス贅沢トリップ。カジノだけじゃない、究極のエンターテイメントシティ・ラスベガスは、いつ誰と訪れても安心して満足できる街です。私は今回気に入ったスポットはリピートして、次回はグランドキャニオンやブルーノ・マーズショーを追加して、ラスベガスを再訪してみたいと思います。

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