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【2026年】感性を満たす贅沢な時間を。今、東京で見逃せない「注目展覧会」10選
INDEX

慌ただしい日常から少し距離を置きたくなった時、展覧会は感性をゆっくり満たしてくれる場所になります。
薄暗い展示室で作品世界に没入したり、印象的な建築空間を歩いたり。
近年は、作品鑑賞だけでなく空間体験そのものを楽しめる展示も増えています。
今回は、今注目したい東京の展覧会の中から、大人の感性を満たしてくれる展示をピックアップ。
体験型から名作鑑賞、ファッション系、静かな余韻に浸れる展示まで、今だからこそ訪れたい10選をご紹介します。
空間ごと体験する。五感で楽しむ没入型展覧会
照明を落とした展示空間や静かなインスタレーションは、日常から少し離れて没入感を味わいたい時にもぴったりです。
近年は、鑑賞するだけでなく、空間そのものを体験するような展示も増えています。
身体ごと作品世界に入り込めるような、空間体験型の展示を集めました。
「波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践」|WHAT MUSEUM
気鋭の建築家8組が本展のために制作した新作模型を展示する、建築好きにも人気の企画展です。
全周約12メートルの大型模型をはじめ、鑑賞者が空間に入り込んで体験できる展示や、直接手に取れる作品も並びます。
建築家それぞれの思考や哲学を、言葉や図面では捉えきれない感覚で体感できるのが特徴です。
天王洲の倉庫街にあるWHAT MUSEUMは、作品そのものだけでなく空間全体を味わえる雰囲気も魅力。
大規模な美術展とは異なる、思考をゆっくり巡らせたくなるような展示空間です。
会期:2026年4月21日〜9月13日
会場:WHAT MUSEUM(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
開館時間:11:00〜18:00(最終入館17:00)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜休館)
アクセス:東京モノレール・りんかい線「天王洲アイル駅」より徒歩約4〜5分
「エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし」|東京都現代美術館
世界中で愛される絵本『はらぺこあおむし』の生みの親、エリック・カールの回顧展です。
日本語版『はらぺこあおむし』刊行50周年を記念し、原画や関連資料、グラフィックデザイナー時代の作品など約180点が並びます。
鮮やかな色彩と独特のコラージュ技法は、子どもだけでなくデザインや表現に関心のある大人にも新鮮な驚きを与えてくれます。
懐かしい絵本の世界を改めて作品として鑑賞することで、子どもの頃とはまた異なる発見があるはず。
館内の開放感ある空間で作品を眺めていると、絵本の世界にゆっくり浸るような時間を楽しめます。
会期:2026年4月25日〜7月26日
会場:東京都現代美術館 企画展示室1F/3F(東京都江東区三好4-1-1)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(5月4日・7月20日は開館)、5月7日、7月21日
アクセス:東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩約9分
「ロン・ミュエク」|森美術館
オーストラリア出身の現代アーティスト、ロン・ミュエクによる大規模個展です。
まるで本物の人間のように見える超写実的な彫刻作品が最大の魅力で、巨大化された人体や不自然なサイズ感の表現が独特の緊張感と没入感を生み出します。
頭蓋骨100点を並べた大型インスタレーション《マス》や、全長6.5メートルの《イン・ベッド》など、日本初公開作品を含む11点を紹介。
作品と向き合っていると、時間感覚が曖昧になるような不思議な感覚に包まれます。
森美術館は夜間開館もあり、六本木の夜景と合わせて楽しめるのもうれしいポイントです。
会期:2026年4月29日〜9月23日
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
開館時間:10:00〜22:00(火曜のみ17:00まで)※6〜9月の土日祝・8/8〜16は9:00〜22:00
休館日:会期中無休
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口より徒歩3分
感性を刺激する。ファッションとアートの展覧会
ファッションとアートが交差する展覧会は、美術館に慣れていない人でも感覚的に楽しみやすいジャンルのひとつです。
大胆な色彩や空間演出、時代を映し出すデザインの数々は、眺めているだけでも感性を刺激してくれます。
華やかさと余韻をあわせ持つ、今注目の企画をピックアップしました。
「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」|国立新美術館
パリ国立ピカソ美術館が所蔵するピカソ作品約80点を、英国人デザイナー、ポール・スミスが会場構成を手がけるというかつてない展覧会です。
鮮やかな色彩や大胆な演出には、ポール・スミスらしい遊び心が散りばめられ、ピカソ作品を感覚的に楽しめる空間に仕上がっています。
青の時代の《男の肖像》から《アルルカンに扮したパウロ》まで、初期から晩年にわたる作品をたどれるのも見どころのひとつ。
クラシックな名画展とはひと味違い、ファッションやデザインの視点からアートに触れられる空気感も印象に残ります。
国立新美術館ならではの開放感あるガラス建築も含め、空間全体を楽しみたくなる内容です。
会期:2026年6月10日〜9月21日
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで、入場は閉館30分前まで)
休館日:火曜日(8月11日は開館、8月12日は休館)
アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂駅」6番出口より直結
「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説コシノヒロコ―」|東京都現代美術館
日本を代表するファッションデザイナー、コシノヒロコの過去最大規模の展覧会です。
オートクチュール作品をはじめ絵画・書・映像・空間表現にまで広がる多数の作品を一堂に展示し、ファッションの枠を超えた多層的な創造性に迫ります。
半世紀を超えるキャリアの中で生み出された大胆な色彩や立体的なシルエットは、会場の中でも強い存在感を放っています。
既存のブランドイメージを超えた”表現者としてのコシノヒロコ”の全貌に触れられる展示です。
会期:2026年5月26日〜7月26日
会場:東京都現代美術館 企画展示室B2F(東京都江東区三好4-1-1)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(7月20日は開館)、7月21日
アクセス:東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩約9分
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」|国立新美術館
アジア人として初めてパリ・オートクチュール正会員となり、戦後の日本ファッション界を牽引した森英恵の没後初となる大規模回顧展です。
オートクチュールのドレスや資料、映像などを通して、ファッションの枠を超えた創造の世界に触れられます。
森が1961年に提唱した「ヴァイタル・タイプ」という、生き生きと努力を惜しまない活動的な女性像を軸に、その思想やものづくりをたどります。
現代を生きる大人女性にとっても、改めて自分の感性と向き合うきっかけを与えてくれる、力強い展覧会です。
会期:2026年4月15日〜7月6日
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで、入場は閉館30分前まで)
休館日:火曜日(5月5日は開館)
アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂駅」6番出口より直結
名作と向き合う。今だから訪れたい展覧会
一枚の絵画や作品とじっくり向き合う時間は、展覧会ならではの贅沢です。
世界的な名画や時代を超えて愛される作品は、実物だからこそ伝わる迫力や空気感も大きな魅力。
今この時期に東京で見ておきたい、注目の名作展をご紹介します。
「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」|上野の森美術館
世界屈指のゴッホコレクションを誇るオランダのクレラー=ミュラー美術館所蔵の名品が一堂に集結する大規模展覧会です。
約20年ぶりに日本で公開される《夜のカフェテラス》をはじめ、ゴッホ作品約60点に加え、モネやルノワールら印象派の名作も並びます。
夕闇とカフェの灯りの鮮やかなコントラストを描いた《夜のカフェテラス》を、実物ならではの迫力で鑑賞できるのも大きな見どころ。
色彩や筆致の力強さは、写真や画集では伝わりきらない没入感があります。
ゴッホだけでなく印象派作品まで幅広く鑑賞できる、満足度の高い内容です。
会期:2026年5月29日〜8月12日
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
開館時間:9:00〜17:30(金・土・祝日は19:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:会期中無休
アクセス:JR「上野駅」公園口より徒歩約3分
「”カフェ”に集う芸術家 ―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」|三菱一号館美術館
19世紀末パリのカフェ文化と芸術家たちの関係をテーマにした企画展です。
モネ、ゴッホ、ロートレック、ピカソといった巨匠たちが、カフェやキャバレーを創造の拠点としていた時代を、名作を通して体感できます。
赤レンガ造りの三菱一号館美術館そのものも印象的で、丸の内らしいクラシカルな街並みとともに楽しめる空間。
展示を鑑賞した後は、館内カフェで余韻に浸りながらゆっくり過ごしたくなります。
展覧会のテーマとカフェでの時間が自然につながる、大人の休日にぴったりの内容です。
会期:2026年6月13日〜9月23日
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
開館時間:10:00〜18:00(祝日を除く金曜・第2水曜・7/25・9/19〜9/23は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:祝日を除く月曜日(6月29日・7月27日・8月31日は開館)
アクセス:JR「東京駅」丸の内南口より徒歩約5分
静けさに浸る。余韻を味わいたい展覧会
にぎやかな体験型展示とはまた違い、一枚の作品とじっくり向き合う時間を楽しみたくなることもあります。
日本画や古美術は、足を止めて眺めるほどに、繊細な色彩や筆遣いの美しさが見えてくるジャンル。
落ち着いた空間でゆっくり鑑賞したい、大人におすすめの展覧会を集めました。
「川合玉堂 ―なつかしい日本の情景―」|山種美術館
日本画家・川合玉堂の作品を中心に、日本の原風景を描いた作品を紹介する、山種美術館開館60周年記念特別展です。
四季の自然や水辺の風景を描いた作品も多く、日本画ならではの繊細な色彩や静かな情緒を味わえます。
しっとりとした日本画の世界観の中に、どこか懐かしさを感じられるのも印象的。
恵比寿・広尾エリアの落ち着いた街並みにもよくなじみ、鑑賞後に近くのカフェで余韻に浸りたくなるような空気感があります。
会期:2026年5月16日〜7月26日
会場:山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月20日は開館)、7月21日
アクセス:JR「恵比寿駅」東口より徒歩約10分
「はじめての古美術鑑賞 ―美術のなかの文字―」|根津美術館
絵画や工芸作品の中に書き込まれた詩歌や署名など、作品の中の”文字”に焦点を当てた企画展です。
派手な大型展とは異なり、一点ずつゆっくり作品と向き合える落ち着いた空気が流れています。
根津美術館は庭園まで含めて空間全体の美しさを楽しめるのも特徴で、都会の中心とは思えない穏やかな時間を過ごせます。
表参道からほど近い立地ながら喧騒を忘れさせるような環境が広がり、感性をゆっくり満たしたい時にもぴったりです。
会期:2026年5月30日〜7月12日
会場:根津美術館 展示室1・2(東京都港区南青山6-5-1)
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」A5出口より徒歩約8分
今だからこそ出会いたい。東京の注目展覧会へ
慌ただしい日常から少し距離を置きたい時、展覧会は感性をゆっくり満たしてくれる場所になります。
作品そのものはもちろん、建築空間や展示演出まで含めて楽しめる企画も増えています。
今回ご紹介した10の展示は、没入型の体験から名画鑑賞、日本画、ファッション系までジャンルもさまざま。
気になる展示があれば、ぜひ会期中に足を運んでみてはいかがでしょうか。

GLAM Travel Editorial
編集部
日常から一歩離れ、視点や気分を切り替えるきっかけとしての「旅の体験」に目を向ける編集部チームです。遠くへ行く特別な旅も、週末の小さなトリップや街歩きも。場所そのものだけでなく、そこで感じる空気や時間、心の動きまでを大切にしながら、自分らしく楽しめる旅のかたちを発信しています。忙しい毎日の中で、ほんの少し立ち止まり、自分をリセットする。そんな余白をつくるヒントとして、旅の魅力を届けます。
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