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「ずっと好きだした!」と告白→「うん、実は俺も!」と返信が来るも、私が膝から崩れ落ちた理由【短編小説】

「ずっと好きだした!」と告白→「うん、実は俺も!」と返信が来るも、私が膝から崩れ落ちた理由【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

同期への告白

私には、入社当時から密かに想いを寄せている同期がいました。

彼とはよく仕事の相談をする仲で、その日も残業帰りに「お疲れ様会」と称して二人で軽く飲みに行きました。

駅で別れた後、ほろ酔い気分だった私は、高まる気持ちを抑えきれずにメッセージを送りました。今日こそは感謝の気持ちと一緒に、好意を伝えてしまおうと思ったのです。

『今日はありがとう!実は前からずっと好きでした。よかったら、今度デートしませんか?』

送信ボタンを押した瞬間、心臓が口から飛び出るかと思いました。

「言っちゃった……!」

既読がつくのをドキドキしながら待っていると、わずか数秒で「既読」の文字が。そしてすぐに返信が来ました。

『びっくりした。でも、すごく嬉しい』

『実は俺も、君のことが気になってたんだ。今度、改めて食事に行こう』

えっ、嘘!? 両思い!?

私は駅のホームで小さくガッツポーズをし、スマホを抱きしめました。

最悪の事実

しかし、ふと画面上の「名前」に目が留まった瞬間、私の全身の血液が逆流しました。

そこに表示されていたのは、同期の彼ではなく、いつも眉間に皺を寄せている「鬼上司」の名前だったのです。

酔いが一瞬で醒めました。

どうやら私は、直前に業務報告のやり取りをしていた上司のトークルームを、そのまま開いていたようなのです。

しかも、「誠実なところが好き」という言葉が、仕事熱心な上司への賛辞として奇跡的に噛み合ってしまっている……!

「誤爆で、上司に送ってたオチ」だけでも死にたいのに、「しかも、好意を伝えられた(返された)」という二重事故。

鬼上司だと思っていた彼が、まさか私のことを「気になっていた」なんて。

翌日、出社するのがどれほど怖かったか想像できますか?

デスクでパソコンに向かう上司は、いつもより少しだけネクタイの色が明るく、私と目が合うと不器用に微笑んできたのです。

「すみません、あれは誤送信で……」なんて、その純情な笑顔を前にして言えるはずがありません。

結局、その誤解を解くのに私は一週間悩み抜き、意を決して事実を伝えた時、上司が見せた子犬のような悲しい目は今でも忘れられません。

みなさん、メッセージの送信先確認は、指差し確認必須ですよ。本当に。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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