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「機械苦手だからこれやっといて」仕事を丸投げする先輩。だが、休憩中の先輩の姿を見て嘘が発覚【短編小説】

機械苦手だからこれやっといて仕事を丸投げする先輩だが休憩中の先輩の姿を見て嘘が発覚短編小説

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

仕事を丸投げする先輩

「私、機械苦手だからこれやっといて。お願いね」

そう言って、先輩は今日も私のデスクに大量の伝票を置きました。私の職場では、データの入力作業が業務の大きな比重を占めています。

しかし、先輩は「自分は昭和の人間だから、キーボードなんて打てない」と公言し、自分の分の仕事まで私に丸投げしてくるのです。

私がどんなに忙しそうにしていても、「若い人は飲み込みが早くていいわね」と他人事。

そのせいで私は連日の残業を強いられ、心身ともに限界を迎えていました。

休憩室で見た先輩の正体

そんなある日の昼休憩のことです。忘れ物を取りに休憩室へ戻ると、先輩が一人、最新のスマホを握りしめていました。

その指の動きを見て、私は思わず息を呑みました。

先輩は、若者でも真似できないほどの猛烈なスピードでフリック入力をこなし、流れるような操作で動画のカット編集までしていたのです。

画面を覗き見ると、凝ったフォントでテロップまで入れています。

パソコンのマウスすら握れないフリをしていた人が、実は最新デバイスを自由自在に使いこなす「超ハイテクさん」だったのでした。

午後のチャイムが鳴り、先輩がまた「やり方が分からなくて」とファイルを私のデスクに置きました。

私は迷わず立ち上がり、周囲の同僚にも聞こえるような明るい声でこう言ったのです。

「先輩、さっき休憩室で見かけた動画編集、プロみたいで感動しました!あんなに指が動くなら、この入力作業も一瞬ですよね。ぜひコツを教えてください!」

「えっ、あ、いや……」

顔を真っ赤にして固まる先輩。

同僚たちの視線が集まる中、先輩は二度と「機械が苦手」という嘘を使えなくなりました。

今では先輩も、自分の仕事はしっかり自分で終わらせるようになっています。私の残業はなくなり、心がとても晴れやかです。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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