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「あ、これ君がやっておいて」当番制を無視して雑務を押し付ける上司。だが、私の勇気ある一言で状況が一変

当番制を無視する上司へのモヤモヤ
30代になり、仕事にも慣れて中堅として責任ある業務を任されるようになった頃のお話です。
当時、私の職場には困った振る舞いをする上司がいました。
その職場では、会議の準備や資料のコピーといった雑務は、本来「当番制」で公平に回すルールになっていました。
しかし、その上司はなぜか私ばかりを指名してくるのです。
忙しく仕事をしている最中でも、当然のような顔をして「あ、これ君がやっておいて」と仕事を振ってきます。
最初は「役に立てるなら」と引き受けていましたが、次第にそれが当たり前になっていきました。
本来の業務が手につかず、自分だけが雑務に追われる毎日。
周囲もその様子を見てはいましたが、上司が相手ということもあり、誰も口出しはしてくれません。
心の中には、言葉にできない「モヤモヤ」がどんどん溜まっていきました。
ついに訪れた、反撃のチャンス
ある日のこと、いつものように会議の直前に上司が私のデスクへやってきました。
しかも、この日は他の同僚たちも近くにいる状況です。
上司は悪びれる様子もなく、束になった資料を差し出しながらこう言いました。
「悪いけど、これ人数分コピーして、会議室に並べておいてくれる?」
その瞬間、私の中で何かが弾けました。
これ以上、自分だけが損をする役割を飲み込むのはやめようと決めたのです。
私は作業の手を止め、上司の目をまっすぐ見て、落ち着いた声ではっきりと言い返しました。
「今日は私の当番ではありません。業務を円滑に進めるためにも、当番表に沿って全員で公平に分担しましょう」
一瞬、その場の空気が凍りついたような気がしました。
上司もまさか反論されるとは思っていなかったようで、驚いた表情で固まっています。
すると、様子を伺っていた周りの同僚たちが、一人、また一人と声を上げてくれました。
「そうですよね、今日は別の人の当番だったはずです」 「みんなで分担したほうが早いですし、ルール通りにやりましょう」
周囲の賛同を得たことで、上司もバツが悪そうに「……ああ、そうだね。じゃあ、当番の人にお願いしようかな」と引き下がりました。
それ以来、その上司が私にだけ雑務を押し付けてくることはなくなりました。
これまで「波風を立てたくない」という思いから我慢し続けてきましたが、勇気を出して自分の意見を伝えたことで、驚くほど簡単に状況が変わりました。
何より、自分の気持ちを代弁できたことで心の中がスッキリと晴れ渡り、仕事に対するモチベーションも回復しました。
「おかしい」と思ったとき、冷静に、かつ毅然と声を上げることの大切さを学んだ、スカッとする体験でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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