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「かわいいですね、何ヶ月ですか?」とレストランで突如話してきたママが豹変。恐怖を感じた私を助けた、友人の強烈な一言とは?

謎の「自然派ママ」
育休中のある日、帰省してきた友人と久しぶりの再会を楽しもうと、生後7ヶ月の息子を連れてランチに出かけました。
選んだのは地元野菜がおいしい人気のレストラン。和やかな時間になるはずでした。
隣の席には、お母さんとお子さん2人の家族連れが座っていました。
「かわいいですね、何ヶ月ですか?」と笑顔で話しかけられ、「7ヶ月になったばかりです」と返事をした瞬間、空気が一変しました。
「え…7ヶ月で注射なんて信じられない」
息子の腕にあるBCGの跡を見た彼女は、突然、ワクチンに対する持論を展開し始めたのです。
「効果は保証されていない」「もっと勉強したほうがいい」と、早口でまくしたてられます。
「東京から来たけど、うちは何も打たせていない」と語る彼女の目は真剣そのもので、正直、恐怖を感じました。
異変に気づいた店員さんが、すぐに離れた席へ移動させてくれました。しかし、悪夢は終わりません。なんとその女性は、わざわざ私たちの新しい席まで追いかけてきたのです。
友人の痛快な反撃
今度は息子の離乳食パウチを指差し、「こんな小さい子にレトルト?」「化学繊維の服なんて肌が荒れるわよ」と説教を再開。楽しいはずのランチが台無しになりかけていました。
見かねた近くのお客さんが「大丈夫?警察呼びましょうか?」と助け舟を出してくれ、周囲は完全にこちらの味方に。
それでも彼女はひるまず、「サイエンスに頼っては人間本来の力が失われる」と英語混じりで主張し続けました。
その時、それまで黙って聞いていた友人が、冷静に言い放ちました。
「てか、あんたの子どもの服、〇〇じゃん。化学繊維ど真ん中だし。あとサイエンスに頼っちゃダメなら、スマホ捨てれば?」
その場の全員が吹き出しそうになる中、女性はぐうの音も出ずに退散。友人の強烈な一言に、胸がすく思いでした。
ただ、一つだけ心残りがあります。それは、騒ぎの間ずっと無表情で座っていた2人の子どもたちのことです。母親の奇行に慣れきっているような、あの諦めたような瞳が、今も脳裏に焼き付いて離れません。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本作は個人の体験談をもとにした記事です。
作中に登場するワクチンや育児に関する発言は、あくまで登場人物の個人的な思想・主張を描写したものであり、医学的・科学的な正確性や有効性を示すものではありません。
予防接種や医療に関する判断は、必ず医師や公的機関の情報をご確認ください。
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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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