MENU

Share

社員旅行行きたくないは、わがままじゃない!角が立たない上手な断り方を紹介

INDEX

社員旅行行きたくないはわがままじゃない角が立たない上手な断り方を紹介

 

会社から配られた、一枚の「社員旅行のお知らせ」。周りが少し浮き足立つ中、あなたの心だけがズーンと重くなっていませんか?

「正直、行きたくない…でも、断ったら空気が悪くなるかも」
「みんな楽しそうなのに、私って協調性がないのかな…」

そんな風に、一人で悩みを抱え込んでしまう気持ち、すごくよく分かります。でも、安心してください。その感情は、決してわがままで はありません。貴重なプライベートの時間まで、仕事の延長で過ごしたくないと思うのは、ごく自然なことなのです。

この記事は、そんなあなたのための「お守り」です。職場の人間関係を壊さずに、波風を立てずにスマートに断る方法から、どうしても参加しなければならない場合のストレスを激減させる乗り切り術まで、あなたの憂鬱な気持ちを晴らすための具体的な方法を、余すことなくお伝えします。

あなただけじゃない!「社員旅行に行きたくない」が多数派の時代

あなただけじゃない社員旅行に行きたくないが多数派の時代

 

「行きたくないなんて、自分だけかも…」そんな不安を抱えているあなたに、まず一番に伝えたいこと。

それは、「行きたくない」と感じているのは、決してあなた一人ではないということです。

実は多くの人が「行きたくない」?社員旅行に対するリアルな本音

一昔前は「会社の恒例行事」として当たり前だった社員旅行ですが、働き方や価値観が多様化した今、その立ち位置は大きく変わりました。

ベースメントアップス株式会社の調査によると、社員の半数以上が、社員旅行に「社員旅行は必要ない」と回答しています。

周りの同僚が楽しそうに見えても、実は内心「本当は行きたくないな…」と思っているかもしれません。あなたのその気持ちは、今の時代のスタンダードなのです。

参考:仕事に関する意識調査(べースメントアップス株式会社)

 

なぜ行きたくないの?みんなが抱える5つの共感しかない理由

では、なぜ多くの人が「行きたくない」と感じるのでしょうか。その理由は、きっとあなたも「そうそう!」と頷いてしまうものばかりのはずです。

 

休日まで会社の人と…プライベートの時間を守りたい

平日は毎日顔を合わせているのに、なぜ貴重な休日まで仕事の延長線上で過ごさなければいけないの?というのが正直な気持ち。

自分の好きなことをしてリフレッシュするための週末を、会社に捧げたくないと思うのは当然です。

 

上司や先輩に気を遣って、旅行なのに休まらない

旅行といっても、上司や先輩が一緒では、完全にリラックスすることはできません。

移動中、食事中、自由時間でさえも、常に周囲に気を配らなければならず、普段の仕事以上に疲れてしまう…なんてことも珍しくありません。

 

お酌、余興、気配り…「女性だから」という無言の圧力

宴会の場では、なぜか女性がお酌に回ったり、場を盛り上げるための気配りを求められたり…。

そんな「女性ならではの役割」を期待されることに、うんざりしている人も多いはず。

純粋に旅行を楽しむどころか、接待のような役割を担わされてはたまりませんよね。

 

高い旅費のわりに楽しめない!お金がもったいない

会社からの補助があるとはいえ、自己負担が発生することも少なくありません。

自分の好みではない行き先やプランに数万円を払うなら、そのお金で友達と旅行に行ったり、好きなものを買ったりしたいと思うのは、ごく自然な感覚です。

 

そもそも団体行動や宴会が苦手

大勢で常に行動を共にしたり、夜遅くまでの宴会に参加したりすることが、シンプルに苦手という人もいます。

プライベートでは自分のペースで過ごしたいのに、社員旅行ではそれが許されない。そんな窮屈さが、大きなストレスの原因になります。

そもそも社員旅行は強制?「断る権利」は、もちろんあります

「でも、会社の行事だから断れないんじゃ…」と思っていませんか?

結論から言うと、ほとんどの社員旅行は業務命令ではないため、あなたには断る権利があります

研修や視察といった明確な業務目的がない、親睦を深めるための旅行であれば、それは福利厚生の一環。参加はあくまで任意であり、強制することはできません。

もし強制参加を強要されるようなことがあれば、それはパワーハラスメントに該当する可能性もあります。

「行かない」という選択をすることに、罪悪感を抱く必要は全くないのです。

【例文あり】もう悩まない!角が立たない“上手な断り方”完全マニュアル

例文ありもう悩まない角が立たない上手な断り方完全マニュアル

 

「断る権利があるのは分かったけど、どう伝えればいいの…?」

ここからは、あなたのその最大の悩みを解決するための、具体的で実践的な方法をご紹介します。これさえ読めば、もう断ることに怯える必要はありません。

断る前に押さえたい基本マナー3箇条

やみくもに「行きません」と伝えるのはNG。社会人として、相手への配慮を忘れないことが、角を立てないための最低限のマナーです。

 

タイミング:正式な出欠確認の「一番最初」に伝える

「どうしよう…」と悩んで返事を先延ばしにするのは一番良くありません。幹事の人は、人数を確定させて宿や交通機関の予約を進めたいと思っています。

出欠確認が始まったら、できるだけ早い段階で、最初のタイミングで不参加の意思を伝えましょう。早く伝えるほど、相手に与える迷惑は最小限で済みます。

 

伝え方:まずは感謝と残念な気持ちをセットで

断る時こそ、言葉のクッションが大切です。「誘っていただきありがとうございます」「皆さんとご一緒できず残念です」といった、企画への感謝や不参加を残念に思う気持ちを枕詞に添えるだけで、印象はぐっと柔らかくなります。

 

相手:直属の上司に、まず報告する

幹事の人に直接伝える前に、まずは自分の直属の上司に報告・相談するのが筋です。仕事の連携と同じように、まずは上司に一言伝えておくことで、話がこじれるのを防ぐことができます。

可能であれば口頭で、上司が忙しそうな場合はメールで伝えましょう。

これが鉄板!誰もが納得する断りの理由テンプレート5選

「本当の理由なんて言えない…」そんなあなたのために、誰もが納得しやすく、プライベートに踏み込まれにくい鉄板の理由を5つご紹介します。

 

家庭の事情

最も使いやすく、角が立ちにくい王道の理由です。「子供の学校行事」「親戚の法事」「親の介護の手伝い」など、家庭のことは他人が深く詮索しにくいもの。具体的に言い過ぎず、少しぼかして伝えるのがポイントです。

 

先約

これも非常に有効な理由です。「友人の結婚式に招待されておりまして」「以前から予約していた旅行がありまして」など、社員旅行の予定が知られる前から決まっていた、という点が重要。そのためにも、早めに不参加を伝えることが説得力を増します。

 

体調不良

「持病の定期検査と重なっており」「アレルギーがあるため、団体行動は少し難しく…」など、健康上の理由も有効です。ただし、あまり重い病気を匂わせると余計な心配をかけてしまうので、「念のための検査」くらいのニュアンスで伝えるのが良いでしょう。

 

経済的な理由

少し伝え方に工夫が必要ですが、正直な理由の一つです。「現在、資格取得のための勉強にお金を使っておりまして…」「家のローン返済のため、今は少しでも節約したく…」など、前向きな目的を伝えることで、相手も納得しやすくなります。

 

資格試験や勉強

「どうしても外せない資格試験の日程と重なってしまい…」「週末に集中して取り組みたい勉強がありまして」といった理由も、向上心のアピールに繋がり、好意的に受け取ってもらえる可能性が高いです。

【そのまま使える】上司への伝え方(口頭・メール)例文集

最後に、上司に伝える際の具体的な話し方とメールの文面をご紹介します。自分の状況に合わせてアレンジして使ってみてください。

 

【口頭で伝える場合】

「〇〇部長、今少しだけよしいでしょうか。先日ご案内いただいた社員旅行の件ですが、企画していただきありがとうございます。大変申し訳ないのですが、実はその日程、以前から決まっていた家の用事と重なってしまいまして…。今回は参加を見送らせていただいてもよろしいでしょうか。皆さんとご一緒できず本当に残念です。」

 

【メールで伝える場合】

件名: 社員旅行の出欠につきまして(自分の名前)

本文:

〇〇部長

お疲れ様です。

先日は、社員旅行の詳細をご案内いただき、ありがとうございました。

このような機会を設けてくださり大変嬉しく思っております。

大変心苦しいのですが、旅行の日程が、以前から予定しておりました友人の結婚式と重なってしまったため、今回は不参加とさせていただきたくご連絡いたしました。

企画していただいたにも関わらず、誠に申し訳ございません。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。

皆様のお土産話を楽しみにしております。

署名

どうしても断れないあなたへ。ストレスを激減させる「当日の乗り切り術」

どうしても断れないあなたへストレスを激減させる当日の乗り切り術

 

あらゆる手を尽くしたけれど、会社の雰囲気や立場上、どうしても参加せざるを得ない…。そんな状況に追い込まれてしまったあなたへ。

大丈夫、考え方と少しのコツで、当日のストレスは驚くほど軽減できます。ここからは、心と体を守るための「当日の乗り切り術」をご紹介します。

【心構え編】「完璧ないい人」を演じるのを、今日からやめる

まず一番大切なのは、完璧を目指さないこと。「常に笑顔でいなきゃ」「場を盛り上げなきゃ」なんて思う必要は一切ありません。そんなことをすれば、心が疲弊してしまうだけです。

今回のあなたのミッションは、「トラブルなく、無事に帰ってくること」。それだけで十分です。

無理に会話を広げたり、過剰に気を遣ったりせず、「聞き役に徹する」「静かに微笑んでいる」だけでも、あなたの役割は果たせています。

ハードルをぐっと下げて、省エネモードで臨みましょう。

【宴会・飲み会編】角を立てずにフェードアウトする魔法の言葉

最大の難関である宴会。二次会、三次会と続く流れから、どう抜け出すかが重要です。そんな時は、こんな魔法の言葉を使ってみてください。

「すみません、少し風に当たってきます」
一度外の空気を吸うことで、物理的にも精神的にもリフレッシュできます。そのまま静かに部屋に戻る口実にも。

「少し酔ってしまったみたいなので、お先に失礼します」
体調を理由にされると、誰も強くは引き止められません。

「明日に備えて、少し早めに休ませていただきます」
真面目な印象を与えつつ、スマートに退席できます。

宴会では、出入り口に近い席を確保しておくのも、いざという時に抜け出しやすいのでおすすめです。

【自由時間編】「ちょっと頭痛が…」一人の時間を確保する上手な言い訳

せっかくの自由時間まで、団体行動で疲弊したくないですよね。そんな時は、体調を理由に一人になる時間を作りましょう。

「少し乗り物酔いしてしまったみたいで、部屋で休みます」

「すみません、ちょっと頭痛がするので、薬を飲んで横になります」

「大事な電話を一本かけなければならないので、少し外しますね」

たとえ短時間でも、一人で好きな音楽を聴いたり、本を読んだりするだけで、心は驚くほど回復します。自分のための時間を意識的に確保することが、旅行を乗り切る最大のコツです。

【部屋割り・移動中編】苦手な上司・同僚とのスマートな距離の置き方

苦手な人と長時間同じ空間にいるのは、想像するだけで疲れますよね。そんな時は、物理的なバリアを上手に使いましょう。

移動中
バスや新幹線では、窓際の席を確保し、景色を眺めているふりをするのがおすすめ。イヤホンで音楽を聴いたり、アイマスクをしたりするのも、「話しかけないでオーラ」を出すのに有効です。

部屋割り
もし可能であれば、事前に幹事の人に「〇〇さんと一緒だと嬉しいです」と、仲の良い同僚の名前を伝えておくのも一つの手。それが難しい場合は、部屋では最低限の会話に留め、お風呂やラウンジなど、別の場所にいる時間を長くしましょう。

断った後の気まずさをゼロに!職場で心地よく過ごすためのフォロー術

断った後の気まずさをゼロに職場で心地よく過ごすためのフォロー術

 

勇気を出して断ったはいいものの、「やっぱり、断った後が気まずい…」と感じてしまう人もいるかもしれません。でも大丈夫。

ほんの少しの気遣いとフォローで、あなたの印象は全く変わります。むしろ「しっかりした人だな」と、プラスに働くことさえあるのです。

旅行前:「参加できず残念です。楽しんできてくださいね!」の一言を添える

旅行が近づいてきて、職場がなんとなくソワソワした雰囲気になってきたら、チャンスです。

上司や幹事の人に会った時に、「社員旅行、もうすぐですね。参加できなくて本当に残念ですが、皆さんで楽しんできてくださいね!」と、明るく一言声をかけましょう。

この一言があるだけで、「不満があって断ったわけではない」という姿勢が伝わり、相手も気持ちよく出発することができます。

旅行後:「お土産ありがとうございます!お話聞かせてください」で会話に参加

週明け、会社に行くと旅行の話題で持ちきり…なんてことも。そんな時も、輪に入りづらいからと黙っているのは逆効果です。

もしお土産をもらったら、「ありがとうございます!〇〇、大好きなんです」と笑顔で感謝を伝えましょう。

そして、「旅行どうでしたか?」「楽しかったですか?」と、自分から話を聞く姿勢を見せるのがポイント。

「行かなかったけど、皆さんのことは気にかけていますよ」というメッセージが伝わり、疎外感をなくすことができます。

一番の信頼回復は、普段の仕事でしっかり貢献する姿勢

色々なフォローも大切ですが、最終的にあなたの評価を決めるのは、普段の仕事ぶりです。

社員旅行に行かなかったからといって、仕事で手を抜いたり、コミュニケーションを怠ったりすれば、「やっぱり付き合いの悪い人だ」と思われてしまうかもしれません。

逆に、日々の業務に真摯に取り組み、周りと協力しながらきちんと成果を出していれば、「プライベートは大切にするけれど、仕事はきっちりやる人」という信頼に繋がります。

行事への参加・不参加よりも、普段のあなたの姿勢の方がずっと大切なのです。

社員旅行の「行きたくない」に関するよくある質問(FAQ)

ここまで読んでも、まだ細かい不安や疑問が残っているかもしれませんね。最後に、多くの人が抱える社員旅行に関する「よくある質問」にお答えします。

Q. 断った場合、旅行積立金などはどうなりますか?

これは会社の就業規則や規定によって異なります。

福利厚生の一環として会社が費用を負担している場合は返金されないことが多いですが、給与から天引きで積み立てている場合は、不参加者に返金されるケースもあります。

まずは、総務や人事の担当者、または信頼できる先輩に確認してみるのが一番確実です。

Q. 社員旅行に行かない日は、会社に出勤する必要がありますか?

旅行が土日などの休日に行われる場合は、もちろん出勤の必要はありません。

もし平日に実施される場合は、会社によって対応が分かれます。「特別休暇」として扱われる場合もあれば、「通常通り出勤」または「有給休暇の取得」を求められる場合もあります。

これも、事前に会社の規定を確認しておくことが大切です。

Q. 強制参加を強要されるのは、パワハラに当たりますか?

はい、その可能性があります。

業務上の必要性がなく、個人の自由参加であるべき親睦目的の旅行に対して、上司がその立場を利用して「参加しないと評価を下げるぞ」といった言動で参加を強要することは、パワーハラスメントに該当する場合があります。

もし、あまりにもしつこく参加を強要される場合は、人事部や社内の相談窓口、または社外の労働相談機関に相談することも考えてみてください。

Q. 最近、社員旅行自体が減っていると聞きましたが、なぜですか?

その通りです。社員旅行を実施しない企業は年々増えています。

主な理由としては、「従業員の価値観の多様化」でプライベートを重視する人が増えたこと、「費用の問題」で会社側の負担が大きくなったこと、「企画・運営の手間」などが挙げられます。

時代の流れと共に、社員同士のコミュニケーションの形も変化しているのですね。

Q. 断ったことで、その後の評価に響くことはありますか?

本来、業務とは関係のない親睦行事への不参加を理由に、人事評価を下げることは許されません。

もし、そのようなことがあるとすれば、その会社の人事評価制度自体に問題があると言えるでしょう。

ただし、残念ながら古い体質の会社では、上司の心象に影響する可能性もゼロではありません。

だからこそ、これまでお伝えしてきたような「角の立たない断り方」や「断った後のフォロー」が重要になってくるのです。

あなたの仕事への真摯な姿勢を見せていれば、理解のある上司や同僚はきっと分かってくれるはずです。

まとめ

社員旅行を「行きたくない」と感じるあなたの気持ちは、決してわがままではありません。自分の時間と心を大切にしたいと思う、ごく自然で当たり前の感情です。

大切なのは、その気持ちに蓋をせず、自分にとってベストな選択をすること。そして、その選択を円滑に進めるための「ちょっとしたコツ」を知っておくことでしたね。

断る決断をしたあなたも、参加して乗り切る決断をしたあなたも、どちらも素晴らしい選択です。この記事が、あなたの憂鬱な気持ちを少しでも軽くし、自信を持って自分の意思を伝えられるための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。あなたの心が、いつも穏やかでいられることを願っています。

 

 

【GLAM公式LINE友だち登録キャンペーン実施中!】
友だち登録&アンケート回答で「Amazonギフトカード」など好きな商品を選べるギフトを毎月抽選で5名様にプレゼント!
\ 今すぐ応募する /

 

Gallery

SHARE !

この記事をシェアする

Follow us !

GLAM公式SNSをフォローする

Feature

特集記事

Ranking