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流行の”16時間断食”の落とし穴… それ、ただの飢餓かも？流行り断食の危険サイン
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「朝ごはん抜いた方が、肌の調子がいい気がする」
「16時間断食が流行ってるし、私もやってみようかな」
今、美容感度の高い女性の間で話題なのが“朝食を抜く美容法”。
特に、16時間何も食べない時間をつくる「断食（ファスティング）」が注目を集めています。
確かに、腸を休ませることでデトックス効果が期待できたり、肌の調子が整ったりと、魅力的な声も多いのですが――
ちょっと待って。
「食べない＝キレイになる」と思っていませんか？
実は、うまく取り入れないと、“逆に老ける・太る・不調が出る”なんて落とし穴もあるんです。
そもそも「16時間断食」ってなに？
1日のうち16時間は何も食べず、残りの8時間で食事を済ませるという食事スタイル。
「夜20時に食べ終えて、翌日12時まで食べない」などのスケジュールが定番。
●腸や肝臓を休ませることで、代謝や免疫力の回復を促す
●朝の倦怠感やむくみが減ることも
でも、こんな落とし穴も…
① 朝食を抜くと“ストレスホルモン”が上昇？
→ 朝に栄養が入ってこないと、体は“飢餓状態”と勘違いしてコルチゾール（ストレスホルモン）を分泌。
これが、肌荒れやイライラ、集中力低下の原因になることも。
② “朝ごはん抜き”が習慣化 → 過食スイッチに
→ お昼に急激に血糖値が上がりやすくなり、甘いもの・油ものに手が伸びる可能性が高まる。
結果的に“体重増加”につながるケースも。
③ 女性ホルモンが乱れることも…
→ 女性は男性よりもホルモンバランスが繊細。
断食により排卵リズムや自律神経が乱れ、肌荒れ・PMSの悪化・生理不順などのリスクも報告されています。
美容的に“失敗しない”断食のポイント
・ 朝食を抜くなら、夜ごはんは早め＆高タンパク低脂質を意識
・ 空腹時間にどうしてもツライときは、無糖のアーモンドミルクや白湯などで“ごまかし”を
・ 週末や仕事がゆるい日だけ試すなど、月に数回の導入も◎
・*「肌や心の不調が続くなら中止」という自分基準が最も大切
編集後記：「食べない」より、「選んで整える」へ
“朝を抜くだけ”で整った気がしても、それは一時的な幻想かもしれません。
本当に必要なのは、自分の体が何を求めているかを感じること。
「何を抜くか」ではなく、「どう取り入れるか」。
その視点で整えていくことこそ、大人の美容にふさわしい選択です。
“キレイになるために頑張る”から、“整っている自分をキープする”へ。
流行に振り回されず、私の美容軸は、私が決めていこう。
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