GLAM Editorial

2015.12.02(Wed)

「Preen」のジャスティン・ソーントン、自分のデザインは『スター・ウォーズ』のジェダイ風と自ら感心することしきり!?

ティア・ブルガッジィ&ジャスティン・ソーントン

英デザイナーのジャスティン・ソーントン(Justin Thornton)は、パートナーのティア・ブルガッジィ(Thea Bregazzi)とともに、英人気ファションブランド「プリーン」を率いているが、大の映画『スター・ウォーズ』ファンとあって、その作品世界をテーマとするファッションピースをしばしば世に送り出している。そんなジャスティンが、間もなく公開されるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を前に、『スター・ウォーズ』をテーマとする新たなピース2種類を発表した。

「最初の『スター・ウォーズ』が公開された時からのファンなんだ。ぼくにとって大きな意味があった最初の映画さ」と、harpersbazaar.co.ukに対してジュリアンは語っている。

「ビジュアルが強烈だし、参考となるイメージも多い。その影響が、ランウェイで最終的にどんな形になるのはともかくとしてね。それは一本の赤い線になるかもしれないし、ぶかぶかのコートかもしれないし、何かグラフィックなものになるかもしれない。ぼくはよく、出来上がった自分のピースを見て、『うーむ、これはなかなかジェダイだな!』って呟くんだよ」

映画の公開に合わせて、「Preen」から発表されたのは、『スター・ウォーズ:ファッションがフォースと遭遇する』と題した2つのピースからなるコレクション。ひとつは床まで届く白と赤のグラフィックを配した黒色のチューブドレス、もう片方は同じ素材を使いつつ、袖が肘までの緩いドレスで、こちらは下がフルスカートになっている。

ジャスティンにとって、自身のファッションスタイルへの『スター・ウォーズ』の影響はしごく当り前のものと捉えられているようだ。

「ぼくは自分が『スター・ウォーズ』とともに育った気がしている。シリーズのそれぞれの映画が、ぼくの人生の中で節目になるときにそれぞれ公開されたように感じるんだ」とジャスティンは言う。

「いつもぼくに影響を与えてきた。スタイルがユニセックスなところとかね。現代の女性たちは、自分たちの女性らしさを表現することにためらいがないと思うけれど、同時に自分たちのタフさも表現したいものだと思うんだ。現代的な要素が、黒と白とか、ちょっとタフなデザインに出ているし、映画にあった砂漠シーンで見られたような砂漠の色とかにもね。そういった静かなSF性が、このランウェイでも見られるよ」

『スター・ウォーズ:ファッションがフォースと遭遇する』のコレクションはオークションにかけられ、収益はGreat Ormond Street病院児童基金に寄付される。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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