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新年度の職場で『異動してきた人』が素敵に見えるのはなぜ? 脳が仕掛ける「恋の錯覚」と吊り橋効果の正体

新年度が始まり、期待と不安が入り混じるオフィス。
ふとした瞬間に、異動してきたばかりの人が「なんだか素敵だな」と輝いて見えることはありませんか。
実はそのトキメキ、運命の出会いではなく脳が仕掛けた巧妙な「罠」かもしれません。
新しい環境の緊張感が恋心にすり替わる、驚きの心理メカニズムを紐解きます。
緊張が「ドキドキ」に化ける?脳が勘違いする吊り橋効果の罠

新しい業務や人間関係へのプレッシャーで、新年度の職場は常に心拍数が上がりやすい状態にあります。
この「不安によるドキドキ」を、脳が「目の前の相手へのときめき」と誤認してしまうのが吊り橋効果の正体です。
特に異動直後の相手もあなたと同じように緊張を抱えているため、互いの高鳴る鼓動が共鳴し、「この人といると胸が熱くなる=好きなのかもしれない」という錯覚が生まれやすくなります。
春特有のふわふわとした高揚感は、実は環境が作り出した「恋のバグ」である可能性が高いのです。
日常に現れた「非日常」の輝き!脳を刺激するコントラスト効果

見慣れたメンバーばかりのフロアに現れた新しい顔ぶれは、脳にとって強烈な刺激となります。
脳は新しい情報に触れると快楽物質を放出するため、異動してきた人は存在そのものがポジティブに映りやすいのです。
また、慣れ親しんだ日常という背景があるからこそ、新しく入ってきた人の不慣れな笑顔や真剣な眼差しが「特別なもの」として強調されるコントラスト効果も働きます。
そんな何気ない「非日常」の断片が、あなたの目に鮮やかなフィルターをかけて、相手を実物以上に魅力的にプロデュースしているのかもしれません。
そのトキメキを味方につけて
春のトキメキは、環境の変化がもたらす心のスパイスです。
たとえ脳の錯覚であっても、毎日の活力になるなら素敵なこと。
まずはその高鳴りを楽しみつつ、焦らずに少しずつ相手の「素顔」を見極めていきましょう。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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