MENU

Share

HOME LIFESTYLE STORY COLUMN

「家賃振り込んだ?」重要な連絡は既読スルーするが、趣味の話だけ連投する夫→見せた写真に絶句【短編小説】

「家賃振り込んだ?」重要な連絡は既読スルーするが、趣味の話だけ連投する夫→見せた写真に絶句【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

既読スルーする彼

「家賃、振り込んでくれた?」

スマホの画面を見つめながら、私は大きなため息をつきました。

今日は家賃の支払い期限です。

朝から何度も念押ししてメッセージを送ったはずなのに、夫からの返信はありません。

画面には「既読」の文字がついたまま、時間だけが過ぎていきます。

それなのに、数分後のことです。

私のスマホが激しく震え出しました。通知欄を埋め尽くすのは、夫からの連投メッセージでした。

「限定フィギュア、奇跡的に見つけたんだ!」

「実物見たらもっと凄いよ!」

送られてくるのは、私にはただのプラスチックの塊にしか見えない、夫の趣味の写真ばかり。

生活に関わる重要な連絡は無視するくせに、自分の興味があることにはこれほどまでに熱心なのです。

これまで何度も「大事な連絡には先に返信して」と伝えてきました。

でも、夫の態度は一向に変わりません。

私の言葉が届いていない虚しさと、蔑ろにされている怒りが、限界を超えて湧き上がってきました。

私が送ったのは

「……もう、いい加減にして」

私は静かに立ち上がり、夫の自慢のコレクションが並ぶ棚へ向かいました。

その中から、彼が「一生の宝物」と呼んでいる一番高価なアイテムを手に取りました。そして、フリマアプリの出品画面を開きます。

商品の写真を撮り、丁寧な説明文を添え、価格は相場より少し安めに設定しました。もちろん、まだ「出品」ボタンは押していません。私はその作成画面をスクリーンショットに撮り、夫に送りつけました。
「家賃の振り込みが確認できないから、これ売って生活費にするね。3分後に出品ボタン押すから」

その直後です。スマホが壊れたかと思うほどの勢いで、夫から着信がありました。

「待って!今すぐ振り込むから!本当に出品だけはやめて!」

電話越しの夫の声は、今までに聞いたことがないほど震えていました。

数分後、スマホにはネット銀行の振込完了画面の画像が届きました。

「次、大事な連絡を無視したら、本当に全部売るからね」

そう釘を刺すと、夫は「二度としません」と平謝りするばかりでした。

趣味を大切にするのは良いことですが、生活の基盤を疎かにしてはいけません。ようやく事の重大さを理解してくれた夫。これからは、私のメッセージにも「即レス」してくれることを願っています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

website
前の記事

「今起きた」「パン食べた」と日記のような文章を送ってくる彼→我慢できずに私が返した一文とは【短編小説】

GLAM Lifestyle Editorialのすべての記事を見る

Gallery

SHARE !

この記事をシェアする

Follow us !

GLAM公式SNSをフォローする

Feature

特集記事

Ranking