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「お兄さんたちは一円も払ってないってこと?」他の兄弟には全額奢る義母が、私たちにだけ絶対に財布の紐を緩めない理由って何?

「お兄さんたちは一円も払ってないってこと?」他の兄弟には全額奢る義母が、私たちにだけ絶対に財布の紐を緩めない理由って何?
憂鬱な週末のディナー
義母と食事に行く、その予定が入るだけで、私の休日はどんよりと曇ってしまいます。
現在一人暮らしをしている義母。夫にはそれぞれ家庭を持つ兄と妹がいますが、ある日、夫が悪気なく放った一言が私の心を深くえぐりました。
「そういえば、お母さんって兄貴たちや妹の家族とご飯に行くときは、いつも全員分きっちり奢ってやってるみたいだぞ」
「えっ……それって、お兄さんたちは一円も払ってないってこと?」
平静を装って聞き返しましたが、胸の奥では黒い感情が渦巻いていました。なぜなら、私たちへの対応とは天と地ほど違っていたからです。
「テレビでやってた駅前のフレンチ、すごく評判いいみたいね。今度の休み、案内してくれない?」
義母から連絡が来るのは、決まって自分の舌を満足させたい時だけ。
「わかったよ、土曜のお昼に予約しておくね」
夫は二つ返事で引き受けますが、本当の地獄は食後のレジ前で待ち受けています。
開かない財布と鳴りやまない嫌味
「お会計をお願いします」
夫が店員からレシートを受け取るその瞬間、義母は決まって明後日の方向を向きます。バッグのファスナーに手をかけるそぶりすら、ただの一度もありません。
「……」
漂う気まずい空気。結局、その無言の圧力に負ける形で、私たちは義母の食事代まで全額肩代わりすることになります。
「あー美味しかった!ごちそうさまでしたね」
満腹になって上機嫌な義母の笑顔を見るたび、胃の奥がキリキリと痛むのです。
(お兄さんや妹さんには気前よくご馳走するのに、どうして私たちにはたかりに来るの?)
このあからさまなエコヒいきには、到底納得できません。
もし義母が日頃から私を労ってくれるなら、「お義母さんへの親孝行だから」と自分に言い聞かせることもできるでしょう。しかし、実際の義母の口から出るのは棘のある言葉ばかりです。
「この間行ったとき、玄関の隅にホコリが溜まってたわよ」
「あの子、最近少し痩せたみたいじゃない? もっと栄養のあるもの作ってあげてるの?」
顔を合わせればネチネチとお小言のオンパレード。散々嫌な思いをさせられた上に財布まで搾取されるのでは、怒りが湧かないはずがありません。
「来週は、あそこの回らないお寿司に行きたいわね」
今日送られてきた呑気なメッセージを見つめながら、私はまた一つ、重く長いため息を吐き出すのでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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