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「なんとか形になって安心したよ」同僚と二人三脚で乗り越えたはずの大型案件。報告会議で同僚が放った信じられない一言に絶句

「なんとか形になって安心したよ」同僚と二人三脚で乗り越えたはずの大型案件。報告会議で同僚が放った信じられない一言に絶句
同僚と苦労して進めたプロジェクト
「長かったですね……!本当にお疲れ様でした」
「いやあ、一時はどうなるかと思ったけど、なんとか形になって安心したよ」
数ヶ月にわたって心血を注いできた大型プロジェクト。
企画立案から実作業、突発的なトラブル対応に至るまで、私と同僚は互いにカバーし合いながら、まさに二人三脚で駆け抜けてきました。
「納品直前のあのエラー、心臓が止まるかと思いましたよ」
「ほんと冷や汗かいたよね。でも、あなたが冷静にリカバリーしてくれたおかげだよ。本当に助かった!」
互いの健闘を讃え合う、心地よい疲労感と達成感。
苦楽を共にしたこの努力は、きっと正当に評価されるはず。この時の私は、そう信じて疑っていませんでした。
上司への報告会議
しかし数日後。
上司へ向けたプロジェクトの完了報告会議で、その信頼はあっけなく裏切られることになります。
「今回のプロジェクトにつきましては、私が主導して進行管理を行い、無事に目標を達成いたしました」
会議室に響き渡った同僚の言葉に、私は耳を疑いました。
え?「私が主導して」? あんなに協力して進めてきたのに?
手元に配られた完了報告書を確認すると、そこには同僚の名前だけが記載されており、私の名前は影も形もありません。
そればかりか、同僚はすべての難局を自分ひとりの力で乗り越えたかのように、自信満々に説明を続けるのです。
「例の直前トラブルに関しましても、私が即座に原因を究明し、適切な処置を施しました」
その言葉に、上司は深く頷きながら感心した表情を浮かべました。
「素晴らしい働きだった。君に任せて正解だったよ」
「恐れ入ります。次回の案件でも結果を出せるよう尽力いたします」
あまりの展開に、私はその場で声を上げることもできず、ただ呆然と座っていることしかできませんでした。
事前の打ち合わせで「報告は私が代表してやっておくね」といった断りなど、微塵もなかったのです。
一緒に頭を抱え、夜遅くまで残業し、励まし合いながら乗り越えてきたあの日々。
私の尽力や貢献は、最初から存在しなかったことにされている……。
会議が終わった後も、同僚は何事もなかったかのように平然と私に話しかけてきました。
手柄を丸ごと奪われた不条理と、行き場のない底知れぬ虚無感だけが、今も私の胸の中で黒い渦を巻いています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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