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「夫からブランド品貰った」と写真を送る友人→フリマサイトの出品画像だとバレて空気が凍りつく【短編小説】

「夫からブランド品貰った」と写真を送る友人→フリマサイトの出品画像だとバレて空気が凍りつく【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

鳴り止まないマウントと「サプライズのプレゼント」

地元の仲良しグループのチャットは、いつも一人の友人の独壇場。

「また夫がサプライズしてくれたの」

「愛されすぎて困っちゃう」

頻繁に送られてくるのは、高級な食事や、豪華なプレゼントの写真ばかり。

羨ましいというより、度重なる自慢話に周囲は少し辟易気味。

それでも波風を立てないよう、

「すごいね」

「優しい旦那さんで羨ましい」

と、みんなで適当に相槌を打ってやり過ごす日々。

そんなある日、彼女からまたしても一枚の写真が送信されてきました。

「見て!ずっと欲しかった新作の限定バッグ、夫が内緒で買ってきてくれたの!」

写っていたのは、箱の上に鎮座する数十万円もするブランドバッグ。

いつも通りにスタンプで返信しようとした私。

しかし、その写真の不自然な点に気づき、画面の上で指がピタリと止まりました。

画面越しに暴かれた「見栄っ張り」の末路

写真の背景に見える、特徴的な木目のフローリング。

そして、端に少しだけ写り込んでいる派手な柄のカーテン。
どこかで見覚えのあるその構図。

気になった私は、最近よく利用している大手フリマアプリを開き、そのブランドバッグの型番を検索窓に打ち込みました。

検索結果をスクロールすること数秒。

「……やっぱり」

画面に現れたのは、友人が送ってきたものと『全く同じ写真』。

しかも、出品日時は一ヶ月前で、商品の状態は『目立った傷や汚れなし』の中古品。

さらにご丁寧に、画像にはフリマアプリ独自の「出品者名の透かし文字」まで薄く入っていたのです。

彼女は夫からのプレゼントでもなんでもなく、見ず知らずの他人が出品している画像を無断で保存し、自分のものとして自慢していただけ。

私はチャット画面に戻り、フリマアプリのURLとスクリーンショットを添えて、あえて明るいテンションで送信しました。

「すごい偶然!このフリマアプリの出品画像、バッグも背景も全く一緒だね!出品者さんも同じお部屋に住んでるのかな?」

送信した直後、全員が既読になったものの、チャットは不自然なほど静まり返りました。

数分後、彼女は無言でグループを退会。

虚構の幸せを演じ続けるには、インターネットはあまりにも情報が多すぎたようです。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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