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「目上を敬え、目上を!」と怒鳴る割り込み客。だが、他の客と店員の正論をうけ空気が一変

「目上を敬え、目上を!」と怒鳴る割り込み客。だが、他の客と店員の正論をうけ空気が一変

敬えと言う客

これは私が仕事帰りに立ち寄った、コンビニでの出来事です。

夕方の混雑する時間帯、レジ前には数人の列ができていました。

私は床に貼られた「ここでお待ちください」というシールの位置で、きちんと自分の順番を待っていました。

前の人が会計を終え、いよいよ次は私の番。

「お願いします」と言おうと一歩踏み出した、その時でした。

サッ!

なんと横から、高齢の男性が音もなく現れ、私の目の前に割り込んできたのです。

あまりに堂々とした割り込みに一瞬呆気にとられましたが、男性は悪びれる様子もなく、缶コーヒーを1本、ドン!とレジ台に置きました。

「あの、並んでますよ?」

私はとっさに声をかけました。

しかし、男性はこちらをチラリとも見ず、完全に無視。

(聞こえてないの……? それとも確信犯?)

イライラが募り始めたその時、レジの若い男性店員さんが、毅然とした声で言ってくれました。

「お客様、申し訳ございませんが、後ろにお待ちの方がいらっしゃいます。列の最後尾にお並びください」

ナイス、店員さん!

これで引き下がるだろうと思いきや、男性はまさかの逆ギレ。

「ああん!?たった1つなんだからいいだろ!さっさと会計しろよ!」

「いえ、順番ですので。他のお客様のご迷惑になります」

「なんだその態度は!年長者をなんだと思ってるんだ!目上を敬え、目上を!」

店内に響き渡る怒鳴り声。

正論を言った結果

「目上を敬え」という言葉を聞いて、私はプツンと何かが切れました。

ああ、この人、最初に注意した時も聞こえていて、わざと無視したんだな。若いくせにと私を見下していたんだな、と。

私は一歩前に出ると、男性の目の前でニッコリと笑って言いました。

「おじいさん。尊敬されたいなら、尊敬されるような行動をとってください」

一瞬、店内が静まり返りました。

男性が何か言い返そうと口を開けた瞬間、店員さんも間髪入れずに続きます。

「こちらのお客様のおっしゃる通りです。ルールを守れない方に、敬意を払うことはできません。お並びいただけないなら、お売りできません」

店員さんはそう言うと、男性の缶コーヒーをレジの端にサッとよけ、「お待たせいたしました! こちらへどうぞ!」と、満面の笑みで私を誘導してくれました。

「ぐぬぬ……」

男性は顔を真っ赤にして、何も言い返せず立ち尽くしています。

私は悠々と会計を済ませ、最後に男性に向かってもう一度だけ言いました。

「順番、守れるようになるといいですね」

店を出て振り返ると、男性はバツが悪そうにすごすごと店を出ていくところでした。

理不尽な「自称・目上」を、店員さんとの連携プレーで撃退でき、最高にスカッとした夜でした!

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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