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「電車で足広げるのやめてください」と注意した女子高生→逆上した男の呆れた言い訳とは【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
電車でのトラブル
部活が終わって、へとへとになりながら乗り込んだ帰りの電車。
運よく座席の端が空いていたので、私はほっとして腰を下ろしました。
しかし、すぐに後悔することになります。
隣に座っていた30代後半くらいのスーツ姿の男性が、これでもかというほど大きく両足を広げて座っていたのです。
私の座席スペースにまで彼の膝が侵入しており、私は体を斜めにして、ドア側の壁に押し付けられるような格好になってしまいました。
最初は「疲れているのかな」と思い我慢していましたが、駅に止まるたびに彼の足はさらに広がり、私のズボンに彼のスーツの生地がずっと擦れている状態です。
不快感と窮屈さに耐えかねた私は、勇気を出して小声でお願いしました。
「あの、すみません。電車で足広げるのやめてください」
すると、スマホをいじっていた男性は、信じられないほど大きな音を立てて舌打ちをしました。
そして、私を睨みつけながらこう怒鳴ったのです。
呆れた言い訳
「はあ? お前、俺がどれだけ疲れてると思ってんだよ! こっちは朝から晩まで必死に働いて、社会を回してんだよ!」
車内に緊張が走ります。私はあまりの剣幕に固まってしまいましたが、男性の言い分はさらにエスカレートしていきました。
「お前らみたいなガキは、親の金で学校行ってるだけだろ? 俺はな、高い運賃を払って、税金も納めて、この鉄道会社を支えてるんだ。その分、仕事で疲れ切った足をこうやって休める権利があるんだよ! 疲れてる大人がリラックスするのは当然だろ。文句があるなら、俺と同じくらい稼いでから言え!」
「仕事で疲れているから、足を広げていい」。あまりにも自分勝手で幼稚な言い訳に、私は怒りを通り越して、言葉を失ってしまいました。
社会を支えているプライドがあるのなら、公共の場でのマナーくらい守ってほしいものです。
すると、私の様子を見ていた反対側の席の男性が、「確かにそうですね!皆さんの席を、それだけ足を広げて悠々自適に過ごしているということは、そうとう稼いで税金を納めてるんですね!」と、冷ややかな視線を送りながら皮肉を言いました。
逆上していた男性は、顔を真っ赤にして黙り込み、次の駅で逃げるように降りていきました。
「疲れている」ことを免罪符にして、誰かを攻撃してもいい理由にはなりません。私も将来、あんな身勝手な言い訳をする大人には絶対になりたくない。そう心に誓った帰り道でした。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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