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「変な味がする」と難癖をつけ、手作りおせちを全部捨てる義母→家族LINEで「証拠写真」を晒して反撃した結果

正月の義母との戦い
去年の正月のことです。
結婚3年目にして初めて、妻の実家でおせち料理を作ることになりました。
当時、妻は妊娠7ヶ月。
大きなお腹で台所に立つのは辛そうだったので、休暇が取れていた私は「よし、今年は俺も一緒に作るよ!」と張り切って引き受けたのです。
前日から準備を開始し、黒豆を煮たり、伊達巻や栗きんとんを仕込んだりと大忙し。
当日の朝も早起きして、煮しめや田作りなどを丁寧に仕上げていました。
慣れないながらも、「家族みんなで美味しいものを食べたい」という一心で作った自信作でした。
ところが、そこへ義母がやってきました。
「ちょっと味見させて」 そう言って、私が作った煮しめを一口パクり。次の瞬間でした。
「うーん……味が濃いわねぇ」
義母は顔をしかめると、なんと私の目の前で、大鍋に入った煮しめをキッチンのゴミ箱へ「ドバーッ!」と捨ててしまったのです。
私が呆気にとられている間も、義母の手は止まりません。
「これもお砂糖が多すぎ」「こっちは変な味がする」と難癖をつけては、前日から仕込んだ料理を次々とゴミ箱へ放り込みます。
そして最後には「やっぱり私が作るわ」と言い放ち、自分が買ってきた市販の惣菜や材料を並べ始めたのです。
妊娠中で情緒が不安定だったこともあり、妻はショックで泣き出してしまいました。
私も頭が真っ白になり、怒りで震えそうになりました。
しかし、ここで怒鳴り合っては妻やお腹の子に良くない。
私はグッと堪え、あえてニコニコしながらこう言いました。
「お義母さん、捨てちゃうなんてもったいない。せっかくなので、私の作ったやつは冷凍して後で私たちが食べますね」
私はゴミ箱に捨てられた料理(幸い、ゴミ袋を変えたばかりでした)を拾い上げ、すべてジップロックに詰め込みました。
「え、ゴミを持って帰るの?」という顔をする義母をよそに、私たちは早々に帰宅しました。
義母への反撃
家に帰ってすぐ、私はジップロックに入った「無残な料理たち」の写真を撮影。
そして、義実家の家族全員が入っているLINEグループに、その写真と共にこう送信しました。
「今日はせっかく作ったおせちを、目の前でゴミ箱に捨てられて本当にショックでした。味が合わないならそう言ってくだされば良かったのに、全部捨てられるのは正直キツいです」
反応はすぐにありました。
スマホが鳴り、画面を見ると義父からの通知。
どうやら義父は仕事で留守にしており、事の顛末を知らなかったようです。
「母さん、何やってんだ!!」
家の中で義父の怒号が響いたようで、その後すぐに義母から土下座レベルの長文謝罪LINEが送られてきました。どうやら義父にこっぴどく怒られたようです。
それ以来、義実家へ行くときは立場が逆転。
「お料理は私たちで全部やりますから、お義母さんは座っていてくださいね!」と、私たちが完全にキッチンを占領できるようになりました。
あの時のモヤモヤが一気に吹き飛んだ、最高の瞬間でした。
今でもあの「ドバーッ」という音を思い出すと、当時の悔しさよりも「今の平和な勝利」を思い出して、ちょっと笑ってしまいます。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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