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彼氏からのLINE「男友達と飲んでるから」→彼女「同じ店にいるんだけど」暴かれた事実とは【短編小説】

彼氏からのLINE男友達と飲んでるから→彼女同じ店にいるんだけど暴かれた事実とは短編小説

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

恋人の嘘

その日、私は会社の同僚たちと駅前の賑やかな居酒屋で飲んでいました。
週末の解放感もあり、店内は満席状態で、あちこちから笑い声が聞こえてきます。
「今週も頑張ったね!」と同僚とグラスを合わせ、ほろ酔い気分で楽しい時間を過ごしていました。

宴もたけなわ、ふとお手洗いに行こうと席を立った時のことです。
斜め向かいの半個室に、見慣れた背中があることに気がつきました。
それは間違いなく、私の彼氏でした。
でも、彼は今朝、「今夜は残業で遅くなるから会えない」と言っていたはずです。

嫌な予感がして、私は自分の席に戻ると、震える手で彼にLINEを送りました。

私:『お疲れ様!まだ仕事中?』

既読はすぐにつきました。彼がスマホを操作しているのが、斜め後ろから見えます。

彼:『やっと終わったー。今は急に誘われて、地元の男友達と飲んでるから』

嘘だ、と思いました。
なぜなら、彼の目の前に座っているのは、ふんわりとしたニットを着た、華奢で可愛らしい女性だったからです。
楽しそうに彼が唐揚げを取り分けている相手は、どう見ても「地元の男友達」ではありません。
私は怒りを抑え、さらにカマをかけてみることにしました。

私:『そうなんだ!奇遇だね、私も駅前で飲んでるんだよ。近くだし、ちょっと顔出そうかな?』

彼が焦ったようにスマホを打ち返すのが見えます。

彼:『ごめん、今日は久しぶりの男だけの集まりで盛り上がってるからさ。悪いけどまた今度にしよう』 私:『男だけの集まり、かあ。楽しそうだね』
彼:『うん、また連絡するよ』

「男だけ」と強調する彼に、私の堪忍袋の緒が切れました。
私は深呼吸をひとつして、最後の一撃となるメッセージを送信しました。

徹底的な追求

私:『その男友達って、随分と髪の長い綺麗な人なんだね。ちなみに私、同じ店にいるんだけど』

送信ボタンを押した直後、彼がスマホを見たまま凍りつきました。
恐る恐る振り返った彼と、バチッと目が合います。彼はまるで幽霊でも見たかのように顔面蒼白になり、口をパクパクさせていました。

私はスマホをテーブルに置き、ゆっくりと彼の席へ歩み寄りました。
「あ、えっと、これは…その…」 しどろもどろになる彼を無視して、私はキョトンとしている前の席の女性に声をかけました。
「はじめまして。彼、男友達と飲んでるって言ってたんですけど、あなたがそのお友達ですか?」

結局、その女性はマッチングアプリで出会った人で、彼が「彼女なし」と偽っていたことが判明。
女性はその場で激怒して帰宅し、残されたのは嘘がバレて小さくなっている彼だけでした。

「詰めが甘いんだよ」 そう言い捨てて店を出た私は、その日のうちに彼の連絡先をすべてブロックしました。

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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

 

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