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「おばあちゃんになっても一緒だよね」と言ってた、親友が私の彼氏を横取り。問い詰めた結果、謝罪ではなく耳を疑うような言葉が
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大学時代からずっと一緒で、何でも話し合える親友がいました。
社会人になっても頻繁に会い、仕事の愚痴から恋愛の悩みまで、私たちは互いの全てを共有しているつもりでした。
「私たち、おばあちゃんになっても一緒だよね」
そう笑い合っていた彼女に対して、私は一点の疑いも持っていませんでした。
あの日までは。
幸せの報告と、違和感の始まり
私には当時、真剣に交際している彼がいました。
結婚も視野に入れた大切な存在です。
ある日、いつものように彼女とのランチで彼との順調な交際ぶりを話しました。
すると、彼女はいつも以上に身を乗り出して聞いてきたのです。
「えー! すごく素敵そうな人! どんな人なのか会ってみたいなぁ」
親友がそこまで言うならと、私は深く考えずに3人での食事会をセッティングしました。
当日は和やかな雰囲気で終わり、彼も「いい友達を持ったね」と言ってくれていました。
しかし、その食事会を境に、彼の様子が少しずつ変わり始めたのです。
連絡の返信が遅くなったり、週末の予定を曖昧にされたり……。女の勘と言えばいいのでしょうか、何か胸騒ぎがしてなりませんでした。
明るみに出た裏切り
ある時、決定的な証拠が見つかりました。
なんと、あの食事会の直後から、彼女が私の目を盗んで彼に連絡を取り合っていたのです。
しかも、二人きりで何度も会っていたことまで判明しました。
震える手で彼女を問い詰めると、返ってきたのは謝罪ではなく、耳を疑うような言葉でした。
「なんか、彼のほうが私に気があるみたいで……。私も困ってるんだよね」
彼女は悪びれる様子もなく、むしろ「自分は被害者だ」と言わんばかりの態度をとったのです。
私の彼氏に自分から色目を使っておきながら、この期に及んで「好かれちゃって困る」というマウントをとってくる神経。
その瞬間、怒りよりも先に、サーッと血の気が引いていくのを感じました。
当然、彼とは別れ、彼女とも絶縁しました。
二人の裏切り行為そのものもショックでしたが、私が一番ゾッとしたのは別のことでした。
それは、「私が心から信頼していた親友は、ずっと前から私の幸せを妬んでいたのかもしれない」と気づいてしまった時です。
表面上は笑顔で「よかったね」と言いながら、心の奥底では私が幸せになるのを面白くないと思っていたのではないか。
あの「会ってみたい」という言葉も、好奇心ではなく、私の大切なものを壊したいという衝動だったのではないか……。
そう考えると、過去の思い出までもがすべて嘘のように思えてきて、背筋が凍る思いがしました。
信頼していた期間が長かった分だけ、その傷は深く残っています。 あれ以来、私はふとした瞬間に考えてしまうのです。
「本当の友達」って、一体何なのでしょうか。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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