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【スカッと体験談】「私が決めるから!」仕切りだがりのママ友が、行事当日にパニックで赤っ恥!

小学校などの行事準備、親同士の協力が必要不可欠な場面ってありますよね。
そんな時、積極的にリーダーシップを取ってくれる人の存在は本来ありがたいもの。
でも、それが「独りよがりな暴走」だったとしたら……?
これは、私が小学校の行事役員をしていた時に遭遇した、あるママ友とのエピソードです。
人の話を聞かない「自称リーダー」
そのママ友は、とにかく何でも自分が一番でないと気が済まない「仕切りたがり」なタイプでした。
行事の準備が始まると、彼女はすぐにリーダーのポジションを確保。
そこまでは良かったのですが、問題は彼女の進め方でした。
私を含む他のメンバーが意見を出そうとしても、「あ、それは私が決めるから大丈夫!」と聞く耳を持ちません。 あまりの独断専行ぶりに不安を感じた私が、「この手順にした方が、当日は効率的かもしれませんよ」と控えめに提案しても、彼女の反応は冷ややかなもの。
「あ、それはあとで考えますね」
完全にスルーされ、結局彼女のやりたいように準備が進んでいきました。
内心(本当にこのままで大丈夫かな……)とモヤモヤしましたが、波風を立てて揉めるのも大人気ないと思い、グッと飲み込んで当日を迎えることになりました。
当日、恐れていた事態が……
そして迎えた行事当日。私の不安は的中してしまいました。
いざ行事が始まってみると、彼女が一人で作り上げた進行表にはミスが多く、現場の状況と全く噛み合っていなかったのです。
「道具が足りない!」「次の移動はどうするの?」「ここの配置がおかしい!」 想定外のトラブルが続出し、会場はまたたく間に大混乱に陥りました。
仕切っていたはずの彼女を見ると、予想外の事態にパニック状態で、オロオロするばかり。「どうしよう、どうしよう」と呟くだけで、全く指示が出せない状態でした。
咄嗟の連携プレーで挽回!
「このままじゃ行事が失敗してしまう」
そう直感した私は、迷っている暇はないと腹をくくりました。
「A班のお母さんたちは、こっちの誘導をお願いします! B班はその間に道具を運んで!」
普段はあまり前に出るタイプではない私ですが、この時ばかりは咄嗟に状況を整理し、周りのママたちに声をかけました。
他のメンバーも「わかった!」とすぐに動いてくれて、見事な連携プレーが生まれました。
みんなで必死に動いたおかげで、混乱していた現場はすぐに落ち着きを取り戻し、なんとか大きなトラブルもなく無事に行事を終えることができました。
後片付けの最中、担任の先生が駆け寄ってきてくれました。
「〇〇さん! さっきは本当に助かりました。〇〇さんの指示がなかったらどうなっていたか……」 と、深々と頭を下げて感謝されたのです。
周りのママ友たちからも、「〇〇さんがいてくれてよかったよ、ありがとう」「本当に頼りになった!」と次々に声をかけられ、私は少し照れくさい気持ちになりました。
ふと視線を向けると、あんなに偉そうに仕切っていたママ友が、バツが悪そうに下を向いていました。
失敗を責め立てるつもりはありませんが、その気まずそうな姿を見て、正直なところ少しだけ「スカッと」してしまいました。
普段は控えめにしていても、いざという時はしっかり動ける。
「やるときはやる」自分を再確認できた気がして、帰り道はなんだか晴れやかな気分でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
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