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美容室は何分前に行くのが正解?早すぎもNG!GLAM編集部が教える「愛される客」の予約時間マナー
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もし遅刻しそうな時は?大人の女性として知っておきたいリカバリー術

どんなに気をつけていても、電車の遅延や急な仕事のトラブルで遅刻してしまうことはあります。
そんな時、どのように対応するかで、あなたの品格が問われます。サロン側との信頼関係を壊さないための、正しいリカバリー術を知っておきましょう。
5分程度の遅れでも電話連絡は必須?お店からの印象
「たった3分か5分の遅れなら、誤差の範囲だろう」と自己判断して、連絡を入れずに遅れていくのはNGです。
美容室の予約枠は非常にタイトに組まれており、あなたの5分の遅れが、その後のシャンプー台の空き状況や、次のお客様の案内時間に玉突き事故のように影響することがあるからです。
たとえ数分の遅れであっても、予約時間を過ぎる前に一本電話を入れるのがマナーです。
「5分ほど遅れてしまいそうです」と事前に連絡があるだけで、お店側は「じゃあアシスタントの配置を変えよう」「先にカラー剤を準備しておこう」といった対策をとることができます。
この一本の電話が、お店への敬意を示すことになり、到着してからの気まずさを軽減してくれるはずです。
電車内などで電話ができない場合の対処法
電車に乗っている最中に遅刻が確定した場合、車内で通話をするわけにはいきません。
最近では、予約したウェブサイトやアプリのメッセージ機能を使って連絡ができるサロンも増えています。電話ができない状況であれば、まずはそういったツールで一報を入れましょう。
もしメッセージ機能がなく、電話もできない場合は、駅に着いてホームに降りた瞬間に電話をかけます。「今、最寄駅に着きました。あと○分でお店に着きます」と具体的な到着時間を伝えることが大切です。
一番良くないのは、連絡なしに遅れて到着し、「電車が遅れちゃって〜」と悪びれずに言い訳をすることです。事前の連絡さえあれば、ほとんどの美容師さんは「大変でしたね」と快く迎えてくれるものです。
15分以上の遅刻はメニュー変更の覚悟を(カットのみ、トリートメントなし等)
15分以上の遅刻となると、当初予定していたメニューをすべてこなすことが難しくなるケースが出てきます。
特に、カット・カラー・トリートメントといった複合メニューの場合、施術時間が長引くと後ろのお客様の予約に食い込んでしまうため、「今日はカラーだけにしましょうか」「トリートメントのランクを簡単なものに変えましょうか」といった時短プランを提案されることがあります。
これは意地悪で言っているのではなく、限られた時間内で責任を持って仕上げるためのプロとしての判断です。
大幅に遅刻してしまった場合は、「フルコースで施術できなくても仕方がない」という覚悟を持ち、美容師さんの提案を素直に受け入れましょう。
「どうしても全部やってほしい」と無理を通すのは、他のお客様への迷惑にもなるため避けるべきです。
使えると好印象!到着した瞬間に伝えるべき「お詫びフレーズ」
遅れて到着した際、第一声で何を言うかはとても重要です。
「道が混んでいて」「電車が来なくて」といった言い訳から入るのは、あまり印象が良くありません。
まずは何よりも先に、「お待たせしてしまい、申し訳ありません」と謝罪の言葉を伝えましょう。
そして席に着いた後にも、改めて「急がせてしまってすみません。可能な範囲でお願いします」と一言添えることができれば完璧です。
この一言があるだけで、美容師さんも「よし、時間内に最高に可愛くしてあげよう!」と気持ちを切り替えることができます。
ミスをしてしまった時こそ、誠実な態度で接することで、信頼関係をより深めることができるのです。
キャンセルや日時変更のマナー
やむを得ない事情で予約をキャンセルする場合も、大人の女性としてのマナーが求められます。
お店にとって、予約枠が空いてしまうことは売上の損失に直結する重大な問題であることを理解しておきましょう。
体調不良や急用…キャンセルは「わかった時点」ですぐ連絡を
体調不良や急用が入ってしまった場合は、行けないとわかった時点ですぐに連絡を入れましょう。
「もう少し様子を見てから…」とギリギリまで引き延ばすよりも、早く連絡をくれた方が、お店側はキャンセル待ちのお客様を案内したり、スタッフのシフトを調整したりすることができます。
たとえ当日の朝であっても、連絡は早ければ早いほど助かります。「本当に申し訳ないのですが」という気持ちを伝えつつ、可能であればその場で別の日程に予約を振り替えることを提案しましょう。
そうすることで、「お店に行く意思はある」ということが伝わり、次回も快く迎えてもらえるはずです。
無断キャンセルが絶対NGな理由と、その後の信頼関係
連絡を入れずに予約をすっぽかす「無断キャンセル(ノーショウ)」は、絶対にやってはいけない最大のタブーです。
お店側に金銭的な損害を与えるだけでなく、あなたのために準備をして待っていた美容師さんの気持ちを深く傷つける行為です。
一度でも無断キャンセルをしてしまうと、お店の顧客リストに要注意人物として記録され、最悪の場合は今後の予約を断られてしまうこともあります。
気まずくて連絡しづらいという気持ちはわかりますが、電話一本入れる勇気を持つことが、人としての最低限のルールです。どんな事情があれ、誠意を持って対応することが、大人の女性の嗜みです。
まとめ:時間の余裕は心の余裕。「愛されマナー」で素敵なサロンタイムを
美容室への到着時間は、単なる時計の針の位置の話ではありません。それは、相手の時間を大切にするという「思いやり」であり、自分自身が最高の施術を受けるための「準備」でもあります。
予約時間の5分から10分前に到着し、一息ついて心を整える。そんな少しの余裕を持つだけで、美容師さんとのコミュニケーションは円滑になり、仕上がりの満足度もぐっと高まるはずです。時間は、誰にとっても平等で貴重なもの。だからこそ、丁寧な時間管理ができる女性は美しく、誰からも愛されるのです。
次回の美容室予約の日。ぜひ、いつもより少しだけ余裕を持ってドアを開けてみてください。きっと、今まで以上に素敵なサロンタイムがあなたを待っているはずです。
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