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知らない人から「お誕生日おめでとう」のメッセージ。その人のSNSに投稿されていた内容とは【短編小説】

知らない人からお誕生日おめでとうのメッセージその人のSNSに投稿されていた内容とは短編小説

SNSの誕生日投稿 祝ってくれた知らないアカウント 

私は望月美咲(もちづき みさき)、都内のデザイン事務所で働く26歳です。

先週、私は誕生日を迎えました。
友人たちからのお祝いメッセージが嬉しくて、私はSNSに「みんなありがとう!素敵な一日になりました!」と、カフェで撮ったケーキの写真を投稿したんです。

投稿して数分後。
ピコン、と通知が鳴りました。
知らないアカウントから「お誕生日おめでとうございます、美咲さん」というコメントが。

アイコンは初期設定のまま。
アカウント名は「aki_×××」。 誰だろう? フォロワーにもいません。

「もしかして、昔の知り合いかな?」

そんな軽い気持ちでした。
私はその「aki_×××」のプロフィールページをタップしました。
投稿は9件。

そこに写っていたのは…

――息が、止まりました。

そこに並んでいた写真。
それは、私の部屋でした。

一枚は、私が今朝まで読んでいた小説が置かれたサイドテーブル。
一枚は、窓辺に並べている多肉植物の寄せ植え。
一枚は、私が寝る前にいつも使っている、クマの絵柄のマグカップ。

間違いありません。全部、私の部屋です。
しかも、ごく最近撮られたとしか思えない、生々しい写真ばかり。

「え…? なんで…?」

声が震えました。
血の気が引いていくのが分かりました。
このアカウントは、私のことを知っている。
それも、私の「部屋」に入ることができる人物。

私は慌てて鍵を確認しましたが、玄関は閉まっています。
ベランダも。一体いつ、誰が? この「aki_×××」のフォロワーはゼロ。
そして、フォローしているのも「私」だけでした。

まるで、私だけに見せるために作られたようなアカウント。

恐怖で指が震える中、私はすぐにそのアカウントをブロックし、通報しました。
でも、不安は消えません。あの写真はどこから撮られたのでしょう。今も、誰かが私を見ているのでしょうか…。

冷たくなったスマホを握りしめたまま、動けずにいます。

 

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

 

 

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