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社員旅行行きたくないは、わがままじゃない!角が立たない上手な断り方を紹介
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【例文あり】もう悩まない!角が立たない“上手な断り方”完全マニュアル

「断る権利があるのは分かったけど、どう伝えればいいの…?」
ここからは、あなたのその最大の悩みを解決するための、具体的で実践的な方法をご紹介します。これさえ読めば、もう断ることに怯える必要はありません。
断る前に押さえたい基本マナー3箇条
やみくもに「行きません」と伝えるのはNG。社会人として、相手への配慮を忘れないことが、角を立てないための最低限のマナーです。
タイミング:正式な出欠確認の「一番最初」に伝える
「どうしよう…」と悩んで返事を先延ばしにするのは一番良くありません。幹事の人は、人数を確定させて宿や交通機関の予約を進めたいと思っています。
出欠確認が始まったら、できるだけ早い段階で、最初のタイミングで不参加の意思を伝えましょう。早く伝えるほど、相手に与える迷惑は最小限で済みます。
伝え方:まずは感謝と残念な気持ちをセットで
断る時こそ、言葉のクッションが大切です。「誘っていただきありがとうございます」「皆さんとご一緒できず残念です」といった、企画への感謝や不参加を残念に思う気持ちを枕詞に添えるだけで、印象はぐっと柔らかくなります。
相手:直属の上司に、まず報告する
幹事の人に直接伝える前に、まずは自分の直属の上司に報告・相談するのが筋です。仕事の連携と同じように、まずは上司に一言伝えておくことで、話がこじれるのを防ぐことができます。
可能であれば口頭で、上司が忙しそうな場合はメールで伝えましょう。
これが鉄板!誰もが納得する断りの理由テンプレート5選
「本当の理由なんて言えない…」そんなあなたのために、誰もが納得しやすく、プライベートに踏み込まれにくい鉄板の理由を5つご紹介します。
家庭の事情
最も使いやすく、角が立ちにくい王道の理由です。「子供の学校行事」「親戚の法事」「親の介護の手伝い」など、家庭のことは他人が深く詮索しにくいもの。具体的に言い過ぎず、少しぼかして伝えるのがポイントです。
先約
これも非常に有効な理由です。「友人の結婚式に招待されておりまして」「以前から予約していた旅行がありまして」など、社員旅行の予定が知られる前から決まっていた、という点が重要。そのためにも、早めに不参加を伝えることが説得力を増します。
体調不良
「持病の定期検査と重なっており」「アレルギーがあるため、団体行動は少し難しく…」など、健康上の理由も有効です。ただし、あまり重い病気を匂わせると余計な心配をかけてしまうので、「念のための検査」くらいのニュアンスで伝えるのが良いでしょう。
経済的な理由
少し伝え方に工夫が必要ですが、正直な理由の一つです。「現在、資格取得のための勉強にお金を使っておりまして…」「家のローン返済のため、今は少しでも節約したく…」など、前向きな目的を伝えることで、相手も納得しやすくなります。
資格試験や勉強
「どうしても外せない資格試験の日程と重なってしまい…」「週末に集中して取り組みたい勉強がありまして」といった理由も、向上心のアピールに繋がり、好意的に受け取ってもらえる可能性が高いです。
【そのまま使える】上司への伝え方(口頭・メール)例文集
最後に、上司に伝える際の具体的な話し方とメールの文面をご紹介します。自分の状況に合わせてアレンジして使ってみてください。
【口頭で伝える場合】
「〇〇部長、今少しだけよしいでしょうか。先日ご案内いただいた社員旅行の件ですが、企画していただきありがとうございます。大変申し訳ないのですが、実はその日程、以前から決まっていた家の用事と重なってしまいまして…。今回は参加を見送らせていただいてもよろしいでしょうか。皆さんとご一緒できず本当に残念です。」
【メールで伝える場合】
件名: 社員旅行の出欠につきまして(自分の名前)
本文:
〇〇部長
お疲れ様です。
先日は、社員旅行の詳細をご案内いただき、ありがとうございました。
このような機会を設けてくださり大変嬉しく思っております。
大変心苦しいのですが、旅行の日程が、以前から予定しておりました友人の結婚式と重なってしまったため、今回は不参加とさせていただきたくご連絡いたしました。
企画していただいたにも関わらず、誠に申し訳ございません。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
皆様のお土産話を楽しみにしております。
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