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【大学合格を伝えたら「あ、そう」】“無関心すぎる母”に支配された私の30年間

大学合格を伝えたらあそう無関心すぎる母に支配された私の30年間

 

私は現在32歳。結婚して家庭を持ち、今は子どももいます。
でも、いまだに“母親”という言葉を聞くだけで、心がザワつきます。

 

思い返せば、幼いころから“ずっと無視されていたような”感覚がありました。
「今日は頑張ったね」と言われた記憶も、
「すごいね」と褒められた記憶もない。

 

どれだけ成績が良くても、発表会で賞をとっても、
返ってくるのは「ふーん」か「それがどうしたの?」

 

それでも当時の私は、“もっと頑張れば見てくれる”と信じていました。

 

大学合格の瞬間、母の一言が私を壊した

高校時代、私は死に物狂いで勉強し、第一志望の国立大学に合格しました。
泣きながら電話をして、「受かったよ!」と伝えたそのとき、
母はこう言いました。

 

「あ、そう。じゃあ自分で学費の手続きしておいて」

 

電話の向こうから聞こえたのは、テレビの音と、ガサガサとビニール袋をあさるような音。
「あ、いまスーパーの袋片付けてるから、じゃあね」と電話は切られました。

 

私は、静かな部屋でスマホを握りしめたまま、何も言えずに泣きました。
「何のために頑張ってきたんだろう」と、初めて思いました。

 

母は“否定もしないけど、関心も持たない”タイプだった

世の中には、怒鳴る親や手を上げる親もいます。
でも私の母は違った。
暴言も暴力もない。でも、“いないも同然”だった。

 

何をしても無反応、目を合わせてくれない、進路相談にも興味を持たない。
でも家事は淡々とこなし、「育てた」という自負は持っている。

 

まるで、“情緒のないロボット”に育てられたような感覚。
大人になってから、それが「毒親」だと気づきました。

 

30歳を過ぎて、自分の子どもに教えられたこと

自分が親になったとき、我が子の寝顔を見て、ふと泣いてしまったことがあります。
「こんなに可愛い存在を、なんで母は無表情で扱えたんだろう」
その疑問が、胸に重くのしかかってきました。

 

そして、私はようやく認めました。

 

「私は母に愛されなかった」

 

言葉にするのは怖かった。でも、そう言葉にしなければ、前に進めなかった。

 

「うちの親は普通だった」と思い込んでる人ほど、読んでほしい

毒親=怒鳴る・殴る・支配する。
そう思っている人は多いけど、“無関心”もまた深刻な毒です。

 

子どもの話に耳を傾けない。
成長に感動しない。
人生の節目に、ただ無言で通過していく。

 

そんな親に育てられた子どもは、「自分には価値がない」と信じ込んでしまうのです。

 

あなたの心を支配している“声”、それは誰のものですか?

大人になっても、自分を認められない。
何かにつけて「私なんか」と言ってしまう。
その声は、もしかしたら“親の沈黙”が作った幻聴かもしれません。

 

誰かに暴言を吐かれたわけでもない。
でも、“何も言われなかったこと”が今も傷になっている人は、たくさんいます。

 

あなたも、そうではありませんか?

 

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