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「凄くない?スタンプ作ったの」と自慢するママ友。送られてきたスタンプを見て、黙り込んだワケ【短編小説】

「凄くない?スタンプ作ったの」と自慢するママ友。送られてきたスタンプを見て、黙り込んだワケ【短編小説】
本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
ママ友が作ったというスタンプ
「凄くない?スタンプ作ったの」
幼稚園のママ友からメッセージが届いたのは、家事でバタバタしていた昼下がりのことでした。
彼女は最近、イラストの副業に興味があると言っていましたが、まさか本当に出品までこぎつけるとは。
「これ、私が一からデザインしたんだよ!自信作なの」
続くメッセージと共に送られてきたのは、新作スタンプ。
しかし、私はそれを見た瞬間、スマホを握ったまま固まってしまいました。
正直に言いましょう。そのスタンプは、驚くほどダサかったのです。
画面に並んでいるのは、真っ黒な、何か。猫のようにも見えるし、犬っぽいのもいるような
お世辞にも「可愛い」とは言えず、かといって「シュールでオシャレ」という域にも達していません。
ただただ、やる気のない、正体不明の真っ黒な生き物がそこにいました。
返信に迷う、既読の重み
「……これ、何ていう動物なの?」 迷った末にそう送ると、すぐに既読がつきました。
「えっ、猫と犬だよ!可愛いでしょ?アイコンにしようかなって」
彼女の自信満々な返信に、私は文章に困りました。
この真っ黒でやる気のない生き物が、グループのアイコンになるかもしれない。そう思うと、戦慄が走ります。
さらに困ったことに、彼女は「使ってみて!」とプレゼント機能でそのスタンプを私に贈ってくれました。
断るわけにもいかず、受け取りボタンを押すと、私のスタンプ一覧にあの「真っ黒な物体」が鎮座しました。
結局、私は「個性的で、一度見たら忘れられないね……!」という、褒めているのか何なのか分からない返信を送るのが精一杯でした。
ママ友同士の付き合いは大切ですが、まさか「センスの差」でここまで追い詰められるとは。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。
GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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