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「こっちは急いでるんだよ!」と当たり前のように順番を抜かす客。だが、店員の正論で空気が一変

突然の割り込みと、募る不快感
平日の夕方、仕事帰りに立ち寄ったスーパーでの出来事です。
店内は夕食の買い出し客で混み合い、レジには長い列ができていました。
「早く帰って休み台所へ立ちたい」という一心で、自分の番を静かに待っていました。
ようやく私の番が来るというその瞬間でした。
スーツ姿の男性が、横から無言でスッと入り込み、レジ台に自分の商品を置いたのです。
あまりに堂々とした割り込みに驚きましたが、さすがに無視はできず、勇気を出して声をかけました。
「すみません、並んでいるので後ろへ行っていただけますか?」
すると男性は、謝るどころか私をにらみつけ、こう言い放ったのです。
「こっちは急いでるんだよ!たった数点なんだから先にやらせろ!」
周囲の視線も集まり、せっかく穏やかに済ませようとしたのに、レジ前は一気に険悪な空気になりました。男性の威圧的な態度に私は言葉を失い、悔しさで胸が締め付けられそうでした。
空気を見事に変えた、店員さんの「毅然とした一言」
その時です。
レジを担当していた店員さんが、スキャンする手をピタッと止め、真っ直ぐに男性の目を見て口を開きました。
「お客様、申し訳ございませんが、ルールを守って並んでいらっしゃる方が優先です。こちらの方は順番をずっと待っておられました」
男性がなおも「客に向かってなんだその態度は!」と詰め寄ろうとしましたが、店員さんは怯むことなく、冷静に、かつ強い口調で続けました。
「順番をお守りいただけない場合は、お会計を承ることはできません。恐れ入りますが、最後尾へお並び直しください」
店員さんの毅然とした態度に、周囲の他のお客さんからも「そうだそうだ」という無言の視線が注がれました。
さすがに分が悪いと悟ったのか、男性は顔を真っ赤にして吐き捨てるようにその場を去り、列の一番後ろへと下がっていきました。
「お待たせいたしました。嫌な思いをさせてしまい、申し訳ございません」
私の番になった時、店員さんは先ほどとは打って変わった優しい笑顔で声をかけてくれました。
理不尽な振る舞いに対して、店員さんがしっかりと味方をしてくれたこと。
そして、お店として正しいルールを貫いてくれたこと。その誠実な対応に、私の心にあったモヤモヤは一瞬で吹き飛び、帰り道はとても晴れやかな気持ちでした。
あの時の店員さんの勇気ある行動には、今でも心から感謝しています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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