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あえて「箱根で観光は、しない」という贅沢な選択。箱根リトリート föreで薪火と本に溺れる逃避行が、最高のデジタルデトックス
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毎日のデスクワークに、絶え間なく鳴るスマホの通知。
ふと気づけば、最後にゆっくりと空を見上げたのはいつだろう……なんてことはありませんか?
30代も半ばに差し掛かると、旅に求めるものは「観光」よりも「質の高い滞在」へとシフトしていくもの。
今週末は少しだけ日常のスイッチをオフにして、都心から一番近い非日常・箱根の森へ、心をほどく時間を予約しに行きませんか?
静寂の森で「何もしない」贅沢を
目指す場所は、賑やかな箱根湯本の温泉街を抜けた先、仙石原の静かな森の中に佇む「箱根リトリート före(フォーレ)」。
北欧リゾートのスタイルを取り入れたこの場所のコンセプトは、自然の中で心地よい距離感を保つ「スモールギャザリング」。
窓の外に広がるのは、深く美しい緑だけ。
チェックインして荷物を置いた瞬間から、心地よいデジタルデトックスが始まります。
聞こえてくるのは鳥のさえずりと風の音だけ。
そんな環境に身を置くことで、私たちはようやく「情報の受信」から解放され、自分自身の感覚を取り戻すことができるのです。
揺れる炎と本に没頭する「Reading Retreat」
このリトリートでの過ごし方として、今注目されているのが「Reading Retreat(読書旅)」。
一部の客室には薪ストーブが設置されており、パチパチと薪がはぜる音と、ゆらめく炎の「1/fゆらぎ」が、張り詰めていた神経を優しく緩めてくれます。
ラウンジや客室には、セレクトされたこだわりの書籍がずらり。
普段はSNSのタイムラインを追うのに忙しい指先で、紙のページをゆっくりとめくる感触を楽しんでみてください。
誰かの評価や映えを気にする必要はありません。
炎の温かさを感じながら、物語の世界に没頭したり、ふと思い浮かんだ言葉をノートに書き留めたり。
そんな静謐な時間が、心の澱(おり)をすっきりと流してくれるはずです。
薪火料理と白濁湯で五感を満たす
心を満たした後は、身体へのご褒美も忘れずに。 ダイニングでの食事は、地元の新鮮な肉や魚、野菜を薪火で調理するスタイル。
薪の香りをまとった料理は、シンプルでありながら力強く、素材そのものの旨みが凝縮されています。
複雑な味付けや添加物に慣れてしまった現代人の味覚を、優しく、でも鮮烈にリセットしてくれるような体験となるでしょう。
そして一日の締めくくりは、森の緑に囲まれた温泉へ。
大涌谷から引いた白濁したお湯は、肌あたりが柔らかく、身体の芯からじんわりと温めてくれます。
湯船に身を委ねて深呼吸すれば、森の香りとともに全身がしっとりと潤っていくような感覚に。鏡を見るのが楽しみになるような、明るく晴れやかな気分で朝を迎えられそうです。
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