カナウ

2021.11.21(Sun)

経験者に聞く!婚約破棄をした本当の理由とは?

お付き合いをしていた相手と婚約をして「あとは入籍をするだけ」そんな状態なのにもかかわらず、白紙撤回。これを「婚約破棄」と呼びます。

婚約破棄をする理由は人それぞれあるかと思いますが、婚約破棄に至った本当の理由を婚約者には言えないことも多いようです。

違う建前で婚約破棄を切り出すのでしょうか。ちょっと気になりますよね。

今回は、そんな婚約破棄に至った真相を婚約相手にいえなかった人に、本当の理由を聞いてみました。


本命の彼氏がいる

実は婚約していたTさんは、わたしにとっては2番目の彼氏でした。わたしの本命はS君という5年近く付き合っていている彼氏なんです。
S君のことは大好きなんですが、彼はずっと芸能関係の夢を追いかけています。
仕事はバイトだけでお金が全然ないような状態。好きだけど結婚相手としては考えられませんよね。
「結婚は別の人を探そう」そんなふうに考えるようになりました。
そんなときにアプローチしてくれたのが、Tさんです。
Tさんはすごく高給ってわけじゃないけど、安定した会社で働く、地に足がついた人。性格も堅実タイプで、一緒にいて安心できる人でしたね。
わたしはS君との関係を続けながらTさんとも付き合う状態になりました。
二股が1年ほど続いたときに、Tさんにプロポーズされて、わたしは承諾。婚約しました。
「S君とはこれで終わり」と思っていたのに、そんなタイミングでS君の芸能の仕事が増え始めたんです。
夢を叶えそうなS君を見ていると、なんだか別れるのがすごく惜しくなりました。
我ながら現金だなと思いつつ、Tさんとの婚約を破棄して、わたしはS君ひとりに絞ることにしたんです。
Tさんには「性格が合わない」で押し通して婚約破棄をしました。酷いことをした自覚もありますし、S君を選んで幸せになれるか不安もありますけど、いまは後悔していません。(Kさん・26歳女性)

離婚歴を隠していた

私、離婚歴があります。しかも、2回離婚しているバツ2なんです。
離婚後は「しばらく恋愛はいいや」って気持でした。でもだんだん寂しくなって、マッチングアプリで出会いを求めるように……。
そこで出会った男性のひとりに告白されて、付き合うようになったんです。
はじめは軽い付き合いにするつもりだったので、離婚歴は隠していました。でもだんだんお互いに真剣モードになってしまったんですね。
彼は私の一見奥手そうな雰囲気に、清楚なイメージを持ってしまっていて、バツ2のことが言えませんでした。
そんな状態のまま彼から求婚されて、私も嬉しさのあまりOKしてしまいました。
でも冷静に考えたらバツ2を隠したまま結婚しても、隠し通せるわけないですよね。
どうしても彼に本当のことを言い出せなくて、「やっぱり結婚願望がない」と言って婚約破棄しました。
私としては、恋人関係は続けたかったんですが、彼は結婚したいみたいで、そこでふたりの関係は終わり。
こんなことになるなら勇気を出して本当のことを伝えればよかったのかもしれませんね。(Mさん・30歳女性)

婚約したら冷めてしまった

彼はイケメンで性格も優しいし、収入も申し分なくて非の打ち所がない人でした。
結婚を申し込まれたときも「最高の人と結婚できる!」と、ふたつ返事で受け入れたんです。
でも不思議なことに結婚するってなったら「自由な時間がなくなる」「一生この人と生活していくイメージがわかない」「彼の家族とうまく付き合えるか心配」とか、いろいろな不安に襲われました。
申し分ない彼氏だと思っていたのに、いざ結婚するとなると「よく見るとイケメンじゃない」「優しいというより優柔不断」とか自分の中でケチをつけるようになっちゃって……。
結婚が現実的になったら、なんだか好きな気持ちが消えてしまったんです。
でも正直に話すと「結婚前で不安になっているだけだよ」って押し切られそうな気がしたので、「ずっと本気で好きじゃなかった」と伝えて婚約破棄。
いまはなんだか肩の荷がおりてスッキリした感じがしています。まだ自分には結婚は早かったんでしょうね。(Iさん・24歳女性)

まとめ

今回は婚約破棄した人が婚約者に隠している本当の理由を紹介しました。
どうやら、婚約破棄を切り出すときに、本当の理由を告げられないケースはたくさんあるようです。
初めから婚約すべきではなかった人もいれば、勇気を出せば違った展開になった人もいるでしょう。
結婚は人生の大きな決断。自分にとって何が最善の選択なのか、判断するのは難しいようです。
(大船くじら/ライター)

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